月刊写真/茜堂

【思い出の今月の鉄道写真=茜堂】


思い出の今月の鉄道写真一枚は、リバイバル画像として、掲載しています。
茜堂の鐵路趣味の、今月の鉄道写真一枚のバックヤードを、ご要望にお応えし、別頁で復活動態保存をさせて頂きました。

大きな掲載画像は、1点のみ。
昨今、復活動態保存機のSL達が、各地で活躍をする中、静態保存に転ずるカマ達も有り、不安定な要素の中、
当頁では容量の続く限り、存続して行く所存です。宜しくお付き合いの程、お願い申し上げます。

尚、今回、画像に対してのコメントを、
下段に於いて付記して居りますので、併せてお楽しみ下さいませ。


茜堂-D51 718号機

2018/4/1掲載、D51 718号機、臨時快速伊賀号、逆牽回送、関西本線、天王寺駅。





【思い出の今月の鉄道写真に寄せて=茜堂】



■2018年度掲載■
茜堂思い出の今月の鉄道写真に寄せて。

臨時快速「伊賀号」は、昭和46年に終了した、臨時快速「柳生号」の後を受け、翌年の3月から休日運行されました。
奈良区のSLが牽引にあたり、赤ナンバー、白線ランボード等のカマや、装飾デフ機も登場する事となります。
装飾機は「月と鹿=882号機」「はと(ピース)=906号機」「かもめ=940号機→831号機」「つばめ=944号機」。

鷹取式集煙装置と鷹取式重油タンク(680ℓ)の、厳ついD51達が集う、奈良運転所。仲間には、1両のみの8620、
構内入替用C11、そして小兵のC58が、所属していました。本線ではD51と、C58が頑張っていました。
D51は全て、鷹取式集煙装置と、鷹取式重油タンク機でしたが、C58は一部、集煙装置が付けられていない、カマもいました。

天王寺駅に到着した、臨時快速「伊賀号」の客車は、D51が機回し線を使い、逆索きで竜華客車区迄、戻ります。
奈良区のD51は、そのまま竜華機関区にて駐泊します。当時の竜華機関区には、用途廃止での予備機等の、4機のSLが残されており、
昭和47年5月11日には、残る4機のSL達は廃車され、竜華機関区は、完全無縁化されました。

以降は、奈良区のSLのみが、訪れる事となります。柳生号時代の竜華機関区は、吹田や田辺のカマ達も訪れ、
賑やかな機関区で、8620、9600、C50、C58、D51、D52等のSL達が集っていました。

D51 718号機は、日立製作所笠戸工場にて、昭和18年7月にて新製され、小郡区、長町区、一ノ関区、釜石区、
盛岡区を経て、竜華区に転配され、東北時代の重油タンクを撤去し、郡山式集煙装置を、鷹取式集煙装置に交換しています。

その後、亀山区に転配し、奈良運転所、紀伊田辺区を経て、長門区にて集煙装置を撤去し、山陰本線で最後の活躍をします。
昭和49年5月22日に、長門区にて廃車され、現在、愛知県一宮市の太平島公園にて、静態保存されています。





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