月刊写真/茜堂
【思い出の今月の鉄道写真=茜堂】 |
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思い出の今月の鉄道写真一枚は、リバイバル画像として、掲載しています。
茜堂の鐵路趣味の、今月の鉄道写真一枚のバックヤードを、ご要望にお応えし、別頁で復活動態保存をさせて頂きました。 ● 大きな掲載画像は、1点のみ。 昨今、復活動態保存機のSL達が、各地で活躍をする中、静態保存に転ずるカマ達も有り、不安定な要素の中、 当頁では容量の続く限り、存続して行く所存です。宜しくお付き合いの程、お願い申し上げます。 ● 尚、今回、画像に対してのコメントを、 下段に於いて付記して居りますので、併せてお楽しみ下さいませ。 |
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2016/8/1掲載、クハ201 143、ND616編成、運用番号63A、王寺行1784K列車、関西本線、河内堅上〜三郷。 |
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【思い出の今月の鉄道写真に寄せて=茜堂】
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■2016年度掲載■
茜堂思い出の今月の鉄道写真に寄せて。 201系電車、ND616編成は、クハ201-143、モハ201-281、モハ200-281、モハ201-280、モハ200-280、クハ200-143の6両編成。 以前は、C32編成として、網干総合車両所明石支所に所属し、奈良電車区には、平成18年12月20日に転入しています。 車体カラーは、大和路路線車カラーの、ウグイス色に塗色変更がなされています。 運用面では、103系電車6両編成と共通で、大和路線(関西本線)や、おおさか東線(旧、城東貨物線)の、普通列車を中心に運用され、 ラッシュ時には、JR難波駅発着の快速列車、及び、和歌山線の王寺駅〜高田駅間でも、運用されています。 撮影地の河内堅上駅は、明治44年11月5日、関西本線の青谷信号所として開設され、大正11年4月1日に、青谷信号場に改称。 昭和2年4月19日に、旅客駅に格上げされ、現在の河内堅上駅として、開業しています。 相対式ホーム、2面2線を有する地上駅で、分岐器や絶対信号機が無い、停留所に分類されています。 大和川沿い土手側の、天王寺方面行きホームには、多くの桜が植えられており、有名撮影地の一つとなっています。 また、桜の見頃には、夜間のライトアップがなされ、地域の風物詩となっています。 1970年代半ば迄、大和川対岸の砕石工場から、ベルトコンベアで運ばれた砕石の積載用施設があり、 本線には、渡り線と引込み線も有り、入換作業も行われていました。 ベルトコンベアの、支柱コンクリートが、遺構として長年放置されていましたが、平成20年4月に撤去されています。 右手前に有る、ロケット花火の様な物は、LED灯で、緊急時に発動する、踏切用の点滅形( II 形)特殊信号発光機(特発)です。 尚、外カーブでの、特殊信号発光機が有る事から、撮影は、踏切の遮断機の外で有ろう事を、ご理解願います。 ■追加画像=2016/9/1■ 関西本線での電車登場時の姿も、以下に掲載致します。 |
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電化開業記念HM、101系電車、091編成、オレンジ塗色、関西本線、柏原駅、国鉄、昭和48年10月1日撮影。 関西本線では、昭和48年10月1日、湊町駅(現、JR難波駅)〜奈良駅間が電化され、奈良駅〜亀山駅間のSLが、全廃されました。 それに伴い、竜華機関区に訪れる、奈良区のD51も皆無となり、両区からSLの煙が、完全に消えてしまいました。 また、DC急行「かすが」の運転区間が、湊町駅では無く、奈良駅〜名古屋駅間に、短縮されています。 但、10月には、梅小路区のD51 1号機が、伊賀路の旅号と、ミステリー号(9226、9227列車)で入線し、 翌11月には、伊賀路の旅号(9226、9227列車)で、夫々、奈良機関区に入場しています。 国鉄101系電車は、昭和32年に登場した、日本国有鉄道の直流通勤形電車で、登場時はモハ90系電車と称していましたが、 昭和34年6月1日の、称号規定改正(総裁達第237号、同年5月30日)に伴い、101系に改称されています。 国鉄の電車としては、初めての近代的メカニズムで有る「中空軸平行カルダン駆動方式」を搭載し、 新性能電車の陣頭を切った系列で、同システムは、1980年代前半に至る迄、国鉄電車に広く応用されていました。 主な仕様は、後継機103系電車に、そのまま引き継がれています。 因みに、背景に写っている、ニチイ柏原店は、サティに転換され無い侭、平成25年10月末を以って、閉店をしています。 対面に有った、ダイエー柏原店は、それより遡り、平成22年8月末を以って、閉店しています。 |
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当ページの掲載写真は、茜堂による原盤ネガや原盤ポジからの画像、
或はデジタル撮影画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。 上記記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。 ● |
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