月刊写真/茜堂

【思い出の今月の鉄道写真=茜堂】


思い出の今月の鉄道写真一枚は、リバイバル画像として、掲載しています。
茜堂の鐵路趣味の、今月の鉄道写真一枚のバックヤードを、ご要望にお応えし、別頁で復活動態保存をさせて頂きました。

大きな掲載画像は、1点のみ。
昨今、復活動態保存機のSL達が、各地で活躍をする中、静態保存に転ずるカマ達も有り、不安定な要素の中、
当頁では容量の続く限り、存続して行く所存です。宜しくお付き合いの程、お願い申し上げます。

尚、今回、画像に対してのコメントを、
下段に於いて付記して居りますので、併せてお楽しみ下さいませ。


茜堂-阪急617

2015/12/1掲載、阪急610系、 617+631+667番、三両編成617F、甲陽線、甲陽園駅。





【思い出の今月の鉄道写真に寄せて=茜堂】



■2015年度掲載■
茜堂思い出の今月の鉄道写真に寄せて。

阪急610系電車は、小型の通勤電車として、老朽化した木造電車の代わりとして、昭和28〜31年に36両が製造され、
宝塚線用として製造された為、当初は、宝塚線に集中投入され、後に伊丹線や、甲陽線で活躍をしました。
先頭車両の617番は、阪急定番の正面貫通で、中間車の631番は、形式抹消時に最後迄残った、車両の一つです。

617番は、旧51形69番の改造で、中間車631番は、旧51形83番の改造、667番は、旧51形73番の改造となっていて、
それぞれ、鋼体化改造の種車として、大正9〜12年に製造された、木造電車51形の36両が、使われています。

因みに、610系の最初の編成となる、610番+620番+630番+660番の、第一編成610Fの、
先頭車両の、610番(旧51形53番)、660番(旧51形79番)の2両のみは、阪急では珍しく、正面非貫通車両でした。

甲陽線では、610系は2連に始まり3連で終焉、その後は、810系2連、3連を経て1010系3連から、高性能車両が投入されています。
阪急甲陽線は、西宮の夙川駅から甲陽園駅迄を結ぶ、阪急神戸線の支区として、大正13年10月1日に開業。
開業当時には、途中駅は無く、翌年3月8日に、越木岩信号所を苦楽園口駅に昇格し、現在の3駅となっています。

また、甲陽線は、県道82号(大沢西宮線)の拡幅に伴い、苦楽園口駅〜甲陽園駅間のほぼ全域を、地下化する予定でしたが、
夙川公園の桜伐採による、景観破壊や、工事に於ける環境劣化等を懸念した、地元住民の反対で、平成21年12月に中止決定されています。

尚、阪急610系は最終的に、昭和58年8月を最後に、廃車解体の663号車を除く、全35両が能勢電気軌道に、転出譲渡されました。
その後、平成4年4月19日に、能勢電最後の編成、610番+650番+630番+631番+661番で、さよなら運転が行われ、
平成4年5月18日に、同編成が廃車された事で、610系は形式抹消されました。





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