心の故郷京都の入場券と乗車券-続編/茜堂

京都駅展示車両記念票=茜堂

京都駅ホームでの、新造車両の車内見学会用の、展示記念券を紹介致します。1人1枚で入出場と車内見学が可能な配布券。
以前は、展示記念券の名称でしたがが、昭和63年頃から展示記念票へと、変更されています。

茜堂-スーパー雷鳥展示記念票
茜堂-スーパー雷鳥展示記念票(表)
茜堂-スーパー雷鳥展示記念票(裏)

平成元年2月18日、スーパー雷鳥展示記念票、京都駅7番のりば、午前10時40分〜12時15分まで展示、烏丸東口(地下)より入場。
この画像は、当頁の硬券画像の、80%縮小となっています。本体サイズ、21×10センチ、表と裏、モデルは歌手で女優の南野陽子さん。

裏面には、スーパー雷鳥の運転時刻と、特徴、座席見取り図と、電車編成図等が記されています。
写真の南野陽子さんは、昭和63年〜平成3年迄の3年間、JR西日本のイメージキャラクターを、務めていました。
   
食堂車を改造した、4人用座敷風グリーン個室「和風車だんらん」が、運用を終了した後、
再度「ラウンジカー(半室グリーン車)」に改造し、「雷鳥」に、パノラマ型グリーン車と「ラウンジカー」を連結し、
平成元年3月11日に「スーパー雷鳥(485系)」として、運転を開始します。
   
新登場の「スーパー雷鳥」は、湖西線内の最高速度を、時速130kmに引き上げられ、
大阪駅〜金沢駅間を、最速2時間39分で運転。当初は、7両編成で運転を開始しましたが、乗車率の高さから、後に9両編成に、
更に、七尾線電化後は、基本7両編成+付属3両編成の、10両編成に増強されましたが、
平成13年3月3日に、683系投入により廃止されました。

茜堂-新型特急車両タンゴエクスプローラー展示記念票
茜堂-タンゴエクスプローラー展示記念票(表)
茜堂-タンゴエクスプローラー展示記念票(裏)

平成2年3月3〜4日、タンゴエクスプローラー展示記念票、3日=午後1時40分〜3時00分、4日=午前11時00分〜午後3時00分。
京都駅7番のりば。この画像は、当頁の硬券画像の、80%縮小となっています。本体サイズ、24×7.6センチ、表と裏。

タンゴエクスプローラー(Tango Explorer)は、丹後半島の観光活性化に、願いを込め、冒険家(Explorer)との造語で、
北近畿タンゴ鉄道(KTR)及び、JR西日本が、新大阪駅〜豊岡駅、宮津駅、福知山駅間を走る、KTR001形の気動車特急です。
東海道本線、福知山線、北近畿タンゴ鉄道宮福線、北近畿タンゴ鉄道宮津線経由で、運行していました。
   
平成11年10月2日に、舞鶴線電化に伴い、新大阪駅発着のKTR8000形の気動車特急「タンゴディスカバリー(Tango Discoverry)」と、
車両と運行系統を入替えて、タンゴエクスプローラーは、新大阪駅発着に変更されます。
平成23年3月12日の、ダイヤ改正で「こうのとり(旧、北近畿)」と、統合され「文殊」と共に廃止されました。

茜堂-JRゆめ咲線シャトル列車展示回記念入場証
茜堂-桜島線シャトル展示記念票(表)
茜堂-桜島線シャトル展示記念票(裏)

平成13年1月21日、JRゆめ咲線(桜島線)シャトル列車展示会記念入場証、展示記念票、午後1時00分〜3時00分。
京都駅7番ホーム。この画像は、当頁の硬券画像の、80%縮小となっています。本体サイズ、18.6×7.4センチ、表と裏。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)開業(平成13年3月31日)に先立ち、3月1日に、最寄駅となるユニバーサルシティ駅が開業し、
桜島線に「JRゆめ咲線」の愛称が制定され、来園者の為のシャトル列車が、10分に1本の割合で運行されます。
派手なラッピングが施された、シャトル列車は、吹田総合車両所森ノ宮支所に所属する、103系電車で運転されていました。
   
平成17年12月15日には、201系電車が投入され、多くの種類のラッピングカーが登場する中、103系電車は順次運用から外れていきます。
今迄に、7種のデザインイメージで登場し、現在は、2種のデザインイメージで、運行されています。



大正天皇御即位式大礼参列専用車乗車券=茜堂

大正4年11年6日から、大正天皇御即位式大礼列車を、東京〜京都間で運行。
皇室典範、登極令制定後、初めてとなった大正天皇即位の礼は、11月10日に、京都御所紫宸殿で行われました。
大礼参列者用に、大礼参列専用急行列車が、各種運行されました。
   
運転区間は、11月6日からの東京駅〜京都駅の往復、11月8日の下関駅〜京都駅間の2本と、同日の新潟駅〜京都駅の1本を運行しています。
東京方面からの、参列者が特に多かった為、東京駅〜京都駅間の乗車は、往復共に座席や寝台を、全て予約制として、
東京駅、横浜駅、国府津駅の3駅で、10月20日〜30日迄の間に、予約発売を行っています。

   

茜堂-大礼参列専用車鉄道乗車券

大正4年11月7日、大礼参列専用車鉄道乗車券(午後7時、東京発、神戸行急行用)、1等、9円20銭、券番71、東京〜京都、鉄道院。

中央の大きな平仮名表記は、列車種別と発車日に因って異なり、下り列車では、「い」は11月6日、「ろ、は、に」は7日、
更に「ほ、へ、と、ち」は8日、「り、ぬ」は9
日、「る、を」は13日の乗車と、東京駅からは12本もの急行列車が、運行されています。
また、上り列車では、「わ」は11月18
日、「か、よ」は19日、「た、れ」は20日、「そ」は21日の乗車と、区分されています。
   

茜堂-大礼参列専用車座席予約切符

大正4年11月7日、大礼参列専用車座席予約切符(午後7時、東京発、神戸行急行用)、券番122、東京〜京都、鉄道院。

鉄道院発行の無賃乗車證を、所持している大礼参列者が、東京駅〜京都駅間の専用列車を、使用する場合は、
前月の10月30日迄に、その申込を受付け、当座席予約切符を交付しています。
   

茜堂-大礼参列専用車座席予約切符

大正4年11月20日、大礼参列専用車座席予約切符(午前8時54分、京都発、東京行臨時急行用)、券番1432、京都〜東京、鉄道院。

当券は復路用の座席予約切符で、横浜駅となっています。
   
大礼参列様の全ての切符類は、使用後に一切回収はされず、大礼参列御記念の品として、手元に残る様に配慮されました。
券面には、鉄道院の文字と、動輪のマークの刻印(エンボス)が施され、重厚で厳かな様式切符に、仕上がっています。
裏面には、適用列車名と乗車日、及び、乗車における注意事項等が、記されています。



昭和天皇皇后両陛下奉送迎特別入場証=茜堂

京都駅発のお召し列車(一号編成)にて、帰京される、天皇皇后両陛下奉送迎の為に、発行された入場証。
   

茜堂-京都駅特別入場証

昭和45年3月15日、天皇皇后両陛下奉送迎特別入場証、裏面無地、京都駅、京都駅長の公印、国鉄。

大阪で行われた、日本万国博覧会の開幕式に、ご出席の翌日、帰京の際の奉送迎特別入場証。
幹線東乗換口とは、特急等の発着するホームに入場する為の乗換口の内、東側に位置する乗換口の事。
つまり、背後からの入場を避ける為に、列車進行方向に対して、前方向からの入場となる様に、配慮されています。



皇太子同妃両殿下奉送迎特別入場証=茜堂

京都駅着の貸切列車(グリーン車1両)にて、上洛される、皇太子同妃両殿下奉送迎の為に、発行された入場証。
   

茜堂-京都駅特別入場証

昭和46年4月4日、皇太子同妃両殿下奉送迎特別入場証、裏面無地、京都駅、京都駅長の公印、国鉄。

大阪で行われた、造幣事業百年記念式典及び御視察前の、昭和46年4月4日〜5日、京都大宮御所お泊まりの際の、お迎え時の特別入場証。
新幹線は、特別列車では無く、グリーン車1両の貸し切りとなり、他の車両には、一般の方々も乗車しています。



京都駅の今昔=茜堂

京都駅はJR西日本、JR東海、近畿日本鉄道、京都市交通局の四社の駅で成り立ち、
駅名呼称はJRについては京都駅、近鉄線は近鉄京都駅、地下鉄線は、地下鉄京都駅または烏丸線京都駅と、区別して呼ばれています。
京都駅には、全国でも珍しい0番ホームが有り、ホーム関係では他にも色々と、記録ホルダーを誇っています。
   
その一つに、北側に、山陰本線の34番ホーム(旧、山陰4番ホーム)があり、現在、日本一の最大数のホーム番号となっています。
平成6年12月に、ホーム番号が整理された際、「山陰」のサンと「30」のサンとを掛け、30番台と大きく飛んだ、番号にしたようです。
また、0番30番31番ホームを、一体とした長さでは558mも有り、こちらでも、日本一の最大長を誇っています。
   
尚、JR京都駅には、新幹線を統括するJR東海と、在来線を管轄するJR西日本との、二社が共存している為、
当然の事ですが、会社が別になる訳ですから、JR京都駅の駅長が、二人存在する事となります。
それでは、絵葉書や記念乗車券、記念券等で見る、昔の京都駅の姿を、紹介致します。

茜堂-京都駅概要今昔
茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

二代目京都駅(烏丸中央口)、大正4年に大正天皇御大典に併せ、当時鉄道院の職員であった、渡辺節氏の設計により建築されました。
   
当初、高架式駅舎の計画でしたが、大正天皇の即位に合わせ、急遽、平地式の木造駅舎に、変更されています。
大正3年8月15日から、駅舎として供用開始され、翌年の大正4年10月に、完成しました。
写真右端が皇室用専用駅舎で、御車寄、玄関、ロビー、和室や貴賓室等が、設けられていました。
   
昭和25年11月18日に、前日午後9時に帰宅した、女性従業員のアイロンの不始末に因る内部火災を、翌朝4時40分に発見をし、
職員達の手により、初期消火を試みたが、火の勢いが強く、明け方には全焼しています。
   

茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

二代目京都駅(烏丸中央口)、駅前の情景がよく解る。手前に映っている電柱と電線は、七条通りの、市電のポールと架線です。
広大な駅前広場の手前には、二条の架線が写されており、複線区間で有る事を示しています。
   

茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

二代目京都駅(烏丸中央口)、旧字や、活字の潰れた箇所を含む、句読点の無い右書きキャプションを、要約すると、
(京都 京都駅)大正四年、大正天皇御即位御大典の際に、竣工した東洋有数の停車場である。
楼上には、貴賓室を初め、食堂、美容室、其の他設備があって、日々数万の昇降客は、構内外に溢れる。
   
然し、大変貧相な絵葉書です。画像は写真版での活版で、植字は潰れた活字も使用され、非常に雑な活版印刷となっています。
紙厚も可也り薄く、若干の腰は有るものの、紙質は劣悪で貧相そのものです。
   

茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

二代目京都駅(烏丸中央口)「京都驛向テ右御使殿」のタイトル、皇室用専用駅舎の外観が良く解る、西側からの京都駅。
正面口西側には、ひさしとテラスが、追加されているのが分かります。
   

茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

表題「京都 京都驛 烏丸通りの南端七條にありて全國有數の大停車塲にて百貨集散し乗降客頗る多し」と、右書きにて旧漢字で記載。
   
同じく、二代目駅舎ですが、正面口東側にも、ひさしが追加されているのが、分かります。
雨の日でも、車の乗降が、便利になっている様ですまた、ひさしの上には、お洒落なテラスが、増築されています。
絵葉書のサイズは横が短く、紙厚もかなり薄く、紙質も悪く、祖末な絵葉書です。
   

茜堂-絵葉書ニ代目京都駅

表題「名景の玄関口に相応しき京都驛(京都名所)」と、右書きの旧漢字で、英語の併記が記されています、絵葉書はTAISHO製。
同じく、二代目駅舎ですが、駅前も整備が整い、全貌が鮮明に、印刷されています。
   

茜堂-絵葉書三代目京都駅

三代目京都駅(烏丸中央口)「(京都名所)京都駅KYOTO-STATION.」のタイトル、鉄筋コンクリート造り、絵葉書はMIKUNI製。
昭和25年11月18日、二代目駅舎焼失後、三代目駅舎は、昭和27年5月27日に完成。
   

茜堂-絵葉書三代目京都駅

三代目京都駅(烏丸中央口)「京都 京都駅 KYOTO-STATION.KYOTO」のタイトル、鉄筋コンクリート造り。
ミラーコート紙へ、綺麗なカラー印刷が施されています。
中央の黒い車は、フォードのセダン、右のウグイス色の車は、フォルクスワーゲンでしょうか、良い雰囲気のクラシックカーです。
   

茜堂-記念切符三代目京都駅

昭和30年9月1日、市バス増区記念乗車券、普通区、金15円、昭和30年9月末日迄有効、京都市交通局。

裏面は、クリーム刷りの白マーク抜きの、簡易透かし付き、三代目駅舎が描かれています。
   

茜堂-JR誕生記念券三代目京都駅

昭和62年4月1日、西日本旅客鉄道株式会社誕生記念券、京都駅。

今まで、設置されていなかった、京都駅の看板は、JR化後に設置されています。
右奥側に写っている、京都タワー本体は100mで、地上31mの京都タワーホテル屋上に、建てられています。
また、131mと言う、無鉄骨コンクリート造りでの高さでは、世界一の記録を誇り、ギネスブックにも掲載されています。
   
ホテルの開業が、昭和39年8月1日。タワーの開業は少し遅れ、同年12月28日。
東本願寺(浄土真宗=真宗大谷派)の、お隣に位置する事から、京都市民からは「お東さんのローソク」とも、呼ばれています。
因に、台座となっているホテルを含めた高さを、131mにしたのは、当時の京都市の人口が、約131万人だった事に由来しています。

茜d報-現在の4代目京都駅
茜堂-四代目京都駅Jスルーカード
Jスルーカード5000、JR西日本発行、
近畿の駅百景京都駅。

現在の四代目、京都駅(烏丸口内部)。
   

茜堂-四代目京都駅(烏丸口)

現在の四代目、京都駅(烏丸口)。右側直角に接する建物は、京都中央郵便局。左側の奥には、京都劇場とホテルグランヴィア京都。
   

茜堂-四代目京都駅
広大な0番ホームから望む、白い京都タワー。
左側には、ジェイアール京都伊勢丹。

撮影は、平成24年1月25日。
茜堂-四代目京都駅

現在の四代目、京都駅(烏丸口側)。左側は広大な0番ホーム、右側のV字型の屋根は2番3番線ホーム、右側には上り新幹線N700系。
   

茜堂-京都駅八条口

現在の四代目、京都駅(八条口)。こちらは新幹線側で、左側に近鉄京都駅が同居し、烏丸口と比べやや寂し気です。
   
昭和62年4月1日に、日本国有鉄道(JNR、国鉄)が民営化され、京都では、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が誕生します。
誕生記念券には、京都タワーが映っています。まだ、京都駅ビルは無く、三代目駅舎の時代です。
現在の四代目駅舎となる、京都駅ビルの設計は、国際指名コンペにより指名7名の内から、原広司氏案が採用され、
平成9年7月12日に完成し、同時に駅部分の供用が開始されます。また平成11年には、第40回建築業協会賞(BCS賞)を、受賞しています




京都駅スタンプ=茜堂

京都駅の記念スタンプ(切符対比80%縮小)を、紹介致します。
右書き時代のスタンプです。日付けが欠落していますが、昭和8年5月15日の物です。

茜堂-京都駅スタンプ

当時の周辺駅のスタンプと比べると、非常にシンプルであっさりとしています。
手元に有る当時の蒐印帖の、前々日のスタンプには岐阜驛、当日には美濃太田驛、桃山驛。
翌日には宇治驛、大阪驛、翌々日には嵯峨驛。その後は天橋立驛、新舞鶴駅、敦賀驛、米原驛と、それぞれ奇麗に綴られています。
   
京都驛以外は、スタンプが奇麗に押されていますが、京都驛のスタンプは薄くて、日付けが外れています。
やはり観光の地、茜堂手持ちの他の駅と比べ、集印頻度が格段に高いからなのでしょう。
   
以下は、奈良線電化開業記念と、東海道新幹線開業20周年記念の、共に同じ日付けの記念スタンプ。画像比率は上下共同比率です。

茜堂-京都駅スタンプ新幹線20周年
茜堂-京都駅スタンプ奈良線電化

昭和59年10月1日、奈良線電化開業記念、奈良線、京都駅〜木津駅間の電化に伴い、
関西本線の電化区間であった、木津駅〜奈良駅間と合わせ、京都駅〜奈良駅間が、完全電化開業となりました。
図柄は、京都の東寺と、奈良の東大寺ではと思われるが、定かでは有りません。中央の電車は105系。
   
余談ですが、奈良線、和歌山線電化に伴い、
京都〜和歌山(奈良線、桜井線、和歌山線経由)で、運行されていた、急行紀ノ川が廃止されています。
   
昭和59年10月1日、東海道新幹線開業20周年記念、開業時の0系新幹線と清水寺と紅葉に、舞妓さんの図柄が、配置されています。

茜堂-京都駅スタンプ

昭和55年からの、国鉄のスタンプを経て、歴史とロマンを巡る古都の駅、JR京都線わたしの旅、京都駅、京都支社印です。
このシリーズの決め事で、本来は黒色なのですが、何故かJRでは、スタンプ台が赤色に変わっています。
図柄は、京都駅舎の烏丸口をメインに、右側には東寺と、左下には、京都タワービルと京都タワーが、あしらわれています。
   
画像の「大量盗用事案」が発生致しましたので、大変お見苦しいですが、一部の画像にウォーターマークを入れさせて頂きました。




解説に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
掲載画像に就きましては、茜堂所蔵の絵葉書に、画像修正を施して居りますので、新たな著作権が成立して居ります。
無断複写や盗用等は、慎んで下さいます様お願い申し上げます。
   
茜堂-リンクバー
茜堂-京都市電茜堂-鐵路趣味