故郷神戸を走った市電の切符/茜堂
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懐かしの神戸市電気局戦前の記念切符類=茜堂
茜堂-故郷神戸駅沿線の路面編茜堂-明治期の神戸茜堂-赤線入場券茜堂-故郷神戸沿線の切符-私鉄編茜堂-鐵路趣味
茜堂-神戸市電気局の記念乗車券 神戸市電の開業は、大正6年8月1日で、旧六大都市の中では、出足が一番遅れましたが、
乗客の利便性を最大限に考慮し、低床車両や鋼製車体を取り入れる等、先進的な技術を積極的に取り入れています。
また、都会的な発想から採用された、転換クロスシートのロマンスカー700形等の車両が活躍していました。
   
当時の記念切符達、そんな神戸市電が活躍していた時代の、風景や世相、印刷技術等の推移が良く見えて来ます。
それでは、戦前からの神戸市電の記念切符類(バス券含)を、時代を分けて以下に紹介致します。
   
最初の1枚は、昭和8年11月7日に、初めて発行された、市電の記念乗車券では無く、
それに先んじ、昭和5年9月20日に発行された、乗合自動車(市バス)初めての、記念乗車券から始まります。
   

茜堂-観艦式バス記念乗車券
茜堂-観艦式バス記念乗車券(裏)

昭和5年9月20日~10月末、自動車乗車券、金拾五銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面路線図、神戸市電気局。

昭和5年9月20日〜10月末迄、観艦式記念の博覧会回遊乗車券、乗合自動車乗車券、神戸市電気局発行。
裏面の、市バス路線図(赤線、スミ線共)の右側に有る、桜口は現在の灘区役所前付近となります。
当時は、現在の東灘区は神戸市では無かった為、開業当時の神戸市街地の、ほぼ東端に位置しています。

神戸市電気局の発行記念切符では、上記の様に広告以外に、裏面を活用した、乗車券は余り存在しておりません。
   
昭和5年10月26日、特別大演習観艦式(御召艦=霧島、参加隻数=165隻、参加航空機=72機)が、神戸沖で行われ、
観艦式人気に便乗する形で、兵庫県、神戸市、神戸商工会議所等が主催して「開港博覧会」が、同年9月20日〜10月末迄の間、
第1会場=中ノ島(兵庫突堤)、第2会場=湊川公園、第3会場=関西学院跡(現王子公園)の、3ケ所で開催されました。



神戸市電最初の記念切符=茜堂

茜堂-神戸市電初の記念乗車券
神戸市が神戸電気を買収して、大正6年8月1日に、神戸市電気局として、市営軌道事業を開始して、実に16年目に、
神戸市電としては、初の記念乗車券が、昭和8年11月7日に、第1回みなとの祭記念として、発売されました。
神戸市乗合自動車としては、昭和5年9月20日発行券から、2度目の記念乗車券となります。
   

茜堂-第1回みなとの祭電車乗車券

昭和8年11月7日、電車乗車券、金六銭、乗車券部ミシン線、断裁に歪有り、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-第1回みなとの祭バス乗車券

昭和8年11月7日、自動車乗車券、金拾銭、乗車券部ミシン線、断裁に歪有り、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

レトロ感あふれる、昭和8年11月7〜8日の、第1回みなとの祭(PORT FESTIVAL)の記念乗車券。
ダブルポール式の、お馴染み緑塗色の神戸市電と、山に輝く市章と錨に、菊の花が、レイアウトされています。
有効期限の表示が無く、初期の券では、シビアな断裁が施されず、少し歪になっています。
   
ダブルポール式の集電装置では、線路には帰電されず、架線から通電し、架線へ帰電するシステムとなっています。
これは、帰電した線路から、地下に埋没した水道管への漏電を、防ぐ為の処置です。

事実、当時の線路通電の路面電車では、軌道近くに埋没されている、鉄製の水道管の腐食事故が、発生している様です。
戦後を迎え、水道管は鉄から鉛等に変り、電食の危険が無くなった為、シングルポール式に変更されています。

   

茜堂-みなとの祭電車乗車券

昭和8年11月7日、電車往復乗車券、金拾貳銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

昭和8年11月7〜8日の、第1回みなとの祭(PORT FESTIVAL)の、記念往復電車乗車券。
山頂からの眺望、図柄の眼下には、神戸港と錨山、市章山が見えます。


乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-湊川神社正遷座祭
茜堂-湊川神社正遷座祭電車乗車券

昭和9年4月3日、電車往復乗車券、金拾貳銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-湊川神社正遷座祭バス乗車券
昭和9年4月3日〜9日の7日間、
湊川神社にて、本殿への、
正遷座大祭が行われた。

昭和9年4月3日、自動車普通区乗車券、金拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

厳かな雰囲気の二種類の、昭和9年4月3〜9日の、湊川神社正遷座祭(正遷座大祭)の記念乗車券。
正遷座祭とは、仮殿あるいは権殿から、本殿へ遷し奉る祭儀を言います。

上段が、電車往復乗車券で、楠公さん(湊川神社)と菊水に鳩が描かれ、緑の杜から眼下に、神戸の港が見えています。
下段が、自動車普通区乗車券で、表門にクラシックなバスと、背景に桜が咲き誇っています。
どちらの乗車券にも、有効期限の表示は付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-2回みなとの祭電車乗車券

昭和9年11月1日、電車往復乗車券、菊花展覧会菊人形館観覧券、金貳拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、
裏面無地、神戸市電気局、神戸市民祭協会。

茜堂-2回みなとの祭電車乗車券

昭和9年11月1日、電車往復乗車券、菊花展覧会菊人形館観覧券、金貳拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、図柄違い、
裏面無地、神戸市電気局、神戸市民祭協会。

茜堂-2回みなとの祭電車乗車券

昭和9年11月1日、自動車普通区乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局、神戸市民祭協会。

三種類の、昭和9年11月1日からの、第2回みなとの祭の記念電車乗車券。
上の2枚は、どちらも電車往復乗車券で、臨場感あふれる大型客船と、夜空を彩る花火。菊をモチーフにした二種類。

右側には、菊花展覧会と菊人形館の、料金20銭の観覧券付き。
観覧券のみ11月20日までの有効、往復乗車券は11月末迄の有効となっています。
下段は、自動車普通区乗車券で、菊に大型船と造船所のドック、背景に神戸市街と山が描かれています。

片道乗車券には、昭和9年11月中の有効期限が付けられています。市章透かし付き。
   

茜堂-楠公六百年祭
茜堂-楠公600年電車乗車券

昭和10年5月24日、電車往復乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

昭和10年5月24日〜26日、
楠公を祀る、湊川神社で、
大楠公の殉節600年祭。
茜堂-楠公600年バス乗車券

昭和10年5月24日、自動車往復乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

二種類の、昭和10年5月24〜29日からの、楠公六百年祭の記念電車乗車券と、記念自動車乗車券。
上段が、電車往復乗車券で、社殿のひさしと、楠木正成公の兜をモチーフにし、旗に記念行事名をあしらっています。
下段が、自動車普通区乗車券で、湊川神社と菊水紋が並べられ、中央には市章山と錨山が描かれています。

どちらの乗車券にも、有効期限の表示は付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-戦時色反映切符
茜堂-大観艦式電車乗車券

昭和11年10月29日、電車往復乗車券、金拾貳銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-大観艦式バス乗車券
第二次世界大戦、
昭和16年12月8日、参戦し、
昭和21年8月15日、終結します。

昭和11年10月29日、市バス普通区乗車券、金拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

軍事色濃厚な二種類の、昭和11年10月29日の、特別大演習観艦式の記念電車往復乗車券と、記念市バス乗車券。
上段が、電車往復乗車券で、図柄の連合艦隊の南遣艦隊、大鑑巨砲の時代に珍しく、潜水艦が中央に置かれています。
第30潜水隊イ-66(イ-65型潜水艦=海大5型)は、後にイ-166に改名し、マラッカ海峡にて撃沈されます。

昭和16年12月8日、大日本帝国は、第二次世界大戦に参戦し、 昭和21年8月15日に、終結します。
太平洋戦争の開戦の数年前には、既に、戦時色が色濃く浸透していました。


下段が、市バス普通区乗車券で、旭日旗が綺麗な形にたなびき、神戸市街を背景に戦艦が連なっています。
どちらの乗車券にも、有効期限の表示は付けられていません。市章透かし付き。

次に、珍しい電車回数記念乗車券をご紹介致します。
   

茜堂-大観艦式電車回数券(表) 茜堂-大観艦式電車回数券(裏)

昭和11年10月29日、電車回数乗車券、18枚綴り、金壱圓、右書表記、表紙と裏表紙、神戸市電気局。

表の図柄は、神戸沖特別大演習観艦式での、御召艦比叡の艦橋部分を中央に配し、
その背景には、神戸市街に市章山と錨山が、描かれています。裏表紙には、三項目の、乗車時の注意事項が記されています。

次に、珍しい電車回数記念乗車券をご紹介致します。
   

茜堂-大観艦式電車回数券(中)

昭和11年10月29日、電車回数乗車券、18枚綴り(内2部面)、金壱圓、右書表記、神戸市電気局。

茜堂-大観艦式電車回数券(中)

昭和11年10月29日、電車回数乗車券、18枚綴り(内2部面)、金壱圓、右書表記、神戸市電気局。

上の記念切符と同じ、昭和11年10月29日に発行された、特別大演習観艦式記念、全18枚綴りの電車回数乗車券で、
1部目(5枚綴り)と、2部目(5枚綴り)には、上段の切符と同じ絵柄が入ります。
3部目(5枚綴り)は、編隊を組む戦闘機の絵柄で、4部目(3枚綴り)には、空母の絵柄が入ります。

回数券の状態は、袋とじとなっていて、表面が絵柄で、裏面が乗車券となっています。
袋とじの中(裏)面は、無地となっていて、切り離せる様に、本体綴り部と各乗車券にも、ミシン目が掛けられています。
   
全体像をお見せしたいのですが、綴り部のミシン目に、ストレスが掛かる為、
これ以上のスキャン等は、控えさせて頂きます。

市バス回数乗車券では、図柄の順番が変り、3部目のみ、夕焼けの艦隊に差替えられている様です。
回数乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-4回みなとの祭電車乗車券

昭和11年11月1日、電車往復乗車券、金拾貳銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-4回みなとの祭電車乗車券

昭和11年11月1日、電車往復乗車券、金拾貳銭、乗車券部ミシン線、右書表記、図柄違い、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-4回みなとの祭バス乗車券

昭和11年11月1日、市バス普通区乗車券、金拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

茜堂-4回みなとの祭バス乗車券

昭和11年11月1日、市バス普通区乗車券、金拾銭、乗車券部ミシン線、右書表記、図柄違い、裏面無地、神戸市電気局。

昭和11年11月1日からの、4種類の、第4回みなとの祭の記念乗車券。記念電車往復乗車券と、記念市バス乗車券。
上段2枚が、電車往復乗車券で、鴎と大型船、街灯と大型船の二種類。昼景式と夜景式の2タイプで、構成されている様です。
下段2枚が、市バス普通区乗車券で、祭提灯とテープと紙吹雪の二種類。こちらも2タイプで構成されています。

全ての乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-板宿線開通記念
茜堂-神戸市電板宿線開通電車乗車券

昭和12年4月1日、電車試乗券、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

昭和12年4月1日の、神戸市電板宿線開通記念の神戸市電車試乗券、板宿〜大橋町九丁目が、同日開業。
図柄の高架橋は、山陽本線の高架と思われます。常磐町〜大橋町九丁目の間で、同高架下を潜ります。
山陽本線の高架後に開通した為、通過時の架線の高さが確保できないので、通過通路が掘り下げられていました。

緑の電車は、700形735、転換クロスシートに弾性車輪等、当時の車両水準を上回る、優れた路面電車でした。
試乗券には、昭和12年4月末日迄の有効期限が付けられています。市章透かし付き。
昭和12年4月1日、
板宿〜大橋町九丁目
路線
開業。
   

茜堂-皇紀2600年記念
茜堂-皇紀2600年電車乗車券

昭和15年2月11日、電車乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、裏面無地、神戸市電気局。

四種類の、昭和15年2月11日の、紀元二千六百年の記念乗車券で、図柄には、かがり火と戦乱絵巻物が描かれています。
   

茜堂-皇紀2600年電車乗車券
昭和15年2月11日、
奈良県橿原市の、橿原神宮、
皇紀二千六百年記念。

昭和15年2月11日、電車乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、図柄違い、裏面無地、神戸市電気局。

図柄には、橿原神宮の内拝殿が、描かれています。
   

茜堂-皇紀2600年バス乗車券

昭和15年2月11日、自動車乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、図柄違い、裏面無地、神戸市電気局。

図柄には、橿原神宮の大鳥居と外拝殿に内拝殿が、描かれています。
   

茜堂-皇紀2600年バス乗車券
昭和15年2月11日、自動車乗車券、乗車券部ミシン線、右書表記、
図柄違い、裏面無地、神戸市電気局。

図柄では、橿原神宮の内拝殿と造船所が描かれ、唯一、神戸を標榜しています。
切符面には、紀元と皇紀の双方が使われていますが、同義であり、
紀元二千六百年は、皇紀二千六百年を表しています。
   
奈良県の橿原神宮は、明治天皇により明治23年4月2日に、
御祭神の神武天皇が、即位の礼を行われた宮址に、創建された神宮で、
第一代の天皇で、日本国建国の始祖となられた神武天皇と、皇后が祀られています。
   
紀元二千六百年記念行事とは、
昭和15年に、神武天皇即位紀元(皇紀)2600年を、祝った一連の行事で、
初代天皇の神武天皇が、即位したとされる年を、紀元(元年)としています。




乗車券には、昭和15年2月中の有効期限が、付けられています。
市章透かし付き。

以上、茜堂手持ちの神戸市電の記念乗車券を、年代順に整理をしてみましたが、
古い記念乗車券ですので、資料も少なく、発行日の記述違い等が、有るかも知れません。

修正点等、詳細がお分かりになられる方が、居られましたら、茜堂の以下メールにて、ご教示頂ければ幸いです。

■茜堂-E-mail■
注意
アドレスの前の"swallow-"を外してお送り下さい。
   

戦後発行の神戸市電の記念乗車券には、概ね発行日の手掛かりとなる物が、付けられているのですが、
戦前発行の記念乗車券には、手掛かりが有る物や、全く無い物等様々で、専門的な資料も乏しく、検証作業も難航中。
せめて、記念の乗車券ですので、記念日である年月日の記載が、有って然るべきではと、茜堂筆者は思うのですが、
当時のご時世では、そこ迄の配慮を具申する事は、難しかったのかも知れません。



懐かしの神戸市電戦後の記念切符類=茜堂

茜堂-戦後の神戸市電記念乗車券 戦争当時の神戸市は、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、に並ぶ、6大都市の一つで有った事により、
昭和20年1月3日から終戦迄の、約8ヶ月の間に、東京に次ぎ128回にも上る空襲により、
神戸市内は、壊滅的な被害を被る事となります。

中でも神戸大空襲と呼ばれる、昭和20年3月17日の西神戸と、6月5日の東神戸での、大規模な無差別爆撃で、
多くの非戦闘員で有る、一般市民が犠牲となっています。

   
終戦後は、その活動力から他の都市に先駆け、復興に立ち上がり、以前の活気有る神戸市の姿を、取り戻して行きます。
それでは、終戦後の神戸市の世相を反映する、神戸市電(一部、市バスを含む)の記念切符類をご覧下さい。
   


茜堂-憲法発布電車バス乗車券

昭和21年11月3日、電車、自動車共用特別乗車券、金三十銭、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和21年11月3日の、憲法発布記念特別乗車券、電車乗車券、自動車一区の共用乗車券。
国会議事堂を左背景に、神戸市章を潜る緑の神戸市電と、羽ばたく平和の象徴、つがいの白い鳩をレイアウトしています。
   
終戦直後に作成された乗車券は、資材の乏しさから、非常に粗悪な印刷精度を呈しています。

緑の電車は、700形735、転換クロスシートに弾性車輪等、当時の車両水準を上回る優れた路面電車でした。
もうお気付きだと思いますが、昭和12年4月1日の、神戸市電板宿線開通記念の神戸市電車試乗券での、
市電と白鳩の図柄イメージを、そのまま流用している様にも見えます。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。
   

茜堂-貿易復興祭
茜堂-貿易振興祭電車バス乗車券
昭和22年の夏、
戦後の貿易復興高揚の為、
貿易振興祭を、開催。

昭和22年8月15日、電車、自動車一区共用特別乗車券、金壱圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和22年8月15日の、貿易振興祭特別乗車券、電車乗車券、自動車一区の共用乗車券。
町並みと山々を背景に、大型船舶が浮かぶ神戸港。最後部には神戸市章に大きな虹が描かれています。

乗車券側にも、デザインが綺麗に施され、絵柄本体の左下には、印刷会社名の記載が有ります。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。
   

茜堂-16回みなとの祭電車バス乗車券

昭和23年11月6日、電車、バス一区共用乗車券、金六圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和23年11月6日からの、第16回みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス一区の共用乗車券。
みなとの祭は、戦時中には賑やかな催しとして、自粛されていましたが、戦後の昭和23
年に復活しています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。戦後の約3年間は、市章透かしが付けられていません。
   

茜堂-市制60周年記念
茜堂-神戸市制実施60年電車乗車券

昭和24年6月21日、電車乗車券、通行税共、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-神戸市制実施60年バス乗車券
明治22年6月21日に、
神戸市制が、発令され、
市制実施から60年。

昭和24年6月21日、自動車乗車券、通行税共、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和24年6月21日の、神戸市制実施六拾周年の記念乗車券、電車乗車券と、自動車乗車券、通行税が付いています。
明治22年4月1日に、神戸区、荒田村、葺合村が合併し、神戸市が誕生しました。
同年6月21日に、初代庁舎が相生町1丁目の、元神戸市区役所庁舎に開設され、神戸市制が発令されました。

通行税は、以前から有りましたが、支那事変により激増した、軍事費の歳出に当てる目的で、
明文化するた為、昭和15年に、通行税法 (法律 43号) として設定された、乗客に対する直接消費税の一種です。
尚、通行税は、消費税の導入に伴い、平成元年4月1日を以て廃止されました。

何故、この時期に神戸市電気局では、以前から有る通行税を、わざわざ切符面に表示したのかは、分かりません。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。
   

茜堂-17回みなとの祭電車乗車券

昭和24年10月21〜22日、通行税共、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面告知(神戸博)、神戸市交通局。

茜堂-17回みなとの祭バス乗車券

昭和24年10月21〜22日、自動車乗車券、通行税共、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面告知(神戸博)、神戸市交通局。

昭和24年10月21〜22日の、第17回みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に告知と印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-近代的な神戸博
茜堂-神戸博覧会電車乗車券

昭和25年3月15日〜6月15日、電車乗車券、通行税共、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(七幅相互無尽)、神戸市交通局。

昭和25年3月15日〜、
神戸博覧会、
同年6月15日迄、開催。
茜堂-神戸博覧会バス乗車券

昭和25年3月15日〜6月15日、自動車乗車券、通行税共、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(花王)、神戸市交通局。

昭和25年3月15〜6月15日の、神戸博(日本貿易産業博覧会)記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
欧米の博覧会づくりのコンセプトを、初めて導入し、パビリオン毎にテーマに沿う展示を行いました。
神戸博での、この試みは、当時の国内博に於いては、画期的な手法でした。

閉幕した、神戸博の広大な会場跡地は、翌年の3月21日に神戸市立王子動物園に、生まれ変わります。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告と印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-18回みなとの祭電車乗車券

昭和25年10月21日〜22日、神戸市交通局、電車乗車券、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(そごう) 、神戸市交通局。

茜堂-18回みなとの祭バス乗車券

昭和25年10月21日〜22日、自動車乗車券、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(いすゞ)、 神戸市交通局。

昭和25年10月21〜22日の、第18回みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
この年から、湊川神社を出発する懐古行列が加わり、賑やかに成りました。
図柄は、神戸出身の木版画家、川西英(かわにしひで=1849年〜1965年)さんの作品。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告と印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-神戸王子動物園開園
茜堂-王子動物園開演入園券(大人)付電車乗車券 茜堂-王子動物園開演入園券(子人)付電車乗車券
昭和26年3月21日、
神戸市交通局。
電車乗車券、2枚綴り。入園券付き。

大人用金三十圓、子供用金二十圓。
入園券部分、乗車券部分、共にミシン線付き。
裏面広告(大丸)。
昭和26年3月21日、
神戸王子動物園、開園。

昭和26年3月21日、神戸王子動物園開園記念入園券付き往復用乗車券、電車乗車券2枚綴り、大人用、子供用。
神戸市立王子動物園は、昭和21年に閉園した、諏訪山動物園を前身に、
昭和25年に開催された、神戸博の跡地を利用して、昭和26年3月21日に、現在地に移転し開園しました。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告有り。
   

茜堂-講話調印記念
茜堂-講話調印電車乗車券

昭和26年9月8日、電車乗車券、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

サンフランシスコ講和条約、
戦争終結の証しとして、
平和条約の、調印。
茜堂-講話調印バス乗車券

昭和26年9月8日、自動車乗車券、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

昭和26年9月8日、講話調印記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
サンフランシスコ条約とは、第二次世界大戦における、連合国と日本間の戦争状態の終結をさせる為の、平和条約の事。
効力の発生日は、翌年の昭和27年の4月28日。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-19回みなとの祭電車乗車券

昭和26年10月21日〜22日、電車乗車券、金八圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-19回みなとの祭バス乗車券

昭和26年10月21日〜22日、自動車乗車券、金拾圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

昭和26年10月21〜22日の、第19回みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-平和記念
茜堂-平和記念電車乗車券
憲法記念日の制定、
3周年記念と、
5日前の、平和条約の発効。

昭和27年5月3日、電車乗車券、金十圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

茜堂-平和記念バス乗車券

昭和27年5月3日、自動車乗車券、金十圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-平和記念バス乗車券

昭和27年5月3日、自動車乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

昭和27年5月3日の、平和記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券2種。
正確には、平和条約発効及び、憲法施行5周年行事になります。
憲法記念日の制定から見ると、初の憲法記念日が、昭和24年5月3日ですので、3年目に発行された記念乗車券。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   
茜堂-20回みなとの祭電車乗車券

昭和27年10月9〜10日、電車乗車券、金十圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-20回みなとの祭バス乗車券

昭和27年10月9〜10日、電車乗車券、金十圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-20回みなとの祭バス乗車券

昭和27年10月9〜10日、自動車乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和27年10月9〜10日の、第20回みなとの祭、祝国際港湾会議の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券2種。
港湾協会設立30周年記念行事として、神戸において、第1回国際港湾会議が開かれました。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-神戸大学創立50周年記念
茜堂-神戸大学50周年電車乗車券

昭和28年5月16日、電車乗車券、金十圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-神戸大学50周年バス乗車券
国立総合大学、
神戸大学の、
創立50周年記念。

昭和28年5月16日、自動車乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

昭和28年5月16日の、神戸大学創立五十周年の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
神戸大学は、明治35年に日本で2番目に設立された、官立神戸高等商業学校の流れを汲む、国立総合大学です。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-石屋川線完成記念
茜堂-神戸市電石屋川線完成電車乗車券

昭和28年10月1日、電車乗車券、金十三圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、 神戸市交通局。

昭和28年10月1日の、市電石屋川線完成記念の記念乗車券、電車乗車券。
図柄は、800形3扉ロングシート車、集電はビューゲル式。前面の番号1953は、車番では無く西暦を捩っています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

昭和28年10月1日、
石屋川〜加納町三丁目
全線
開通。
茜堂-21回みなとの祭電車乗車券

昭和28年10月21〜22日、電車乗車券、金十三圓、乗車券部分ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-21回みなとの祭バス乗車券

昭和28年10月21〜22日、自動車乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和28年10月21〜22日の、第21回みなとの祭、開国100年、神戸開港85周年の記念乗車券、電車・自動車乗車券。
開国は、1854年3月31日(嘉永7年3月3日)に神奈川で、日米和親条約に調印した時となります。
神戸港は、兵庫港として、1868年1月1日(慶応3年12月7日)に開港。翌年から神戸港と呼ばれる様になりました。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-22回みなとの祭電車乗車券

昭和29年10月21〜22日、電車乗車券、金十三圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-22回みなとの祭バス乗車券

昭和29年10月21〜22日、自動車乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和29年10月21〜22日の、第22回みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、自動車乗車券。
図柄の右側は、昭和25年の神戸博を機に、第18回みなとの祭から加わった、懐古行列を表しています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に印刷会社名の記載が有ります。
茜堂-奥摩耶ロープウェイ開通    
茜堂-奥摩耶ロープウェー開通電車乗車券

昭和30年7月11日、電車乗車券、金十三円、乗車券部ミシン線、裏面広告(日本毛織)、神戸市交通局。

茜堂-奥摩耶ロープウェー開通バス乗車券
昭和30年7月11日、
奥摩耶ロープウェー、開業。

昭和30年7月11日、バス特別1区乗車券、金十円、乗車券部ミシン線、裏面広告(日本毛織)、神戸市交通局。

茜堂-奥摩耶ロープウェー開通バス乗車券

昭和30年7月11日、バス普通1区乗車券、金十五円、乗車券部ミシン線、裏面広告(日本毛織)、神戸市交通局。

昭和30年7月12日の、奥摩耶ロープウェー開通の記念乗車券、電車乗車券、バス乗車券2種。
神戸市交通局として開通。昭和52年7月1日に、神戸市都市整備公社に移管され、摩耶ロープウェーに改称されました。

運賃表示が、旧漢字の「圓」から、現代漢字の「円」に変わっています。
自動車乗車券の表示が、バス乗車券に変わっています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告有り。
   

茜堂-23回みなとの祭電車乗車券

昭和30年10月21〜22日、電車乗車券、金十三圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(日本毛織)、神戸市交通局。

茜堂-23回みなとの祭バス乗車券

昭和30年10月21〜22日、バス乗車券、金十五圓、乗車券部ミシン線、裏面広告(日本毛織)、神戸市交通局。

昭和30年10月21〜22日の、第23回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス乗車券。
みなとの祭の前に、神戸が追加表示されました。又、運賃表示が、現代漢字の「円」から、旧漢字の「圓」に戻っています。
図柄には、同年夏に開業をした、奥摩耶ロープウェーが前面にあしらわれています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告と印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-11回国体電車乗車券

昭和31年10月28〜11月1日、昭和31年10月26〜27日、電車往復乗車券、金二十五円、乗車券部ミシン線、
裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-11回国体バス乗車券

昭和31年10月28〜11月1日、昭和31年10月26〜27日、バス普通区乗車券、金十五円、乗車券部ミシン線、
裏面無地、神戸市交通局。

昭和31年10月28〜11月1日の、第11回国民体育大会と、
昭和31年10月26〜27日の、第24回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車往復乗車券、バス普通区乗車券。
運賃表示が、再び旧漢字の「圓」から、現代漢字の「円」に戻っています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-神戸市庁舎完成
茜堂-神戸市庁舎落成電車乗車券

昭和32年4月26日、電車往復乗車券、金二十五円、乗車券部ミシン線、裏面広告(神戸そごう)、神戸市交通局。

昭和32年4月26日、
神戸市庁舎、完成。
茜堂-神戸市庁舎落成バス乗車券

昭和32年4月26日、バス普通区乗車券、金十五円、乗車券部ミシン線、裏面広告(神戸そごう)、神戸市交通局。

昭和32年4月26日の、神戸市庁舎完成の記念乗車券、電車往復乗車券、バス普通区乗車券。
加納町の東遊園地に、8階建の本庁舎で新築移転。現在は2号館となっています。
現在では、1号館から4号館まで在り、1号館(地上30階、地下3階)の位置には、昔の市会議事堂が有りました。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き、裏面に広告有り。
   

茜堂-須磨水族館開館
茜堂-須磨水族館落成電車乗車券

昭和32年5月10日、電車乗車券、金十三円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和32年5月10日、
神戸市営の、
須磨水族館、
開館。
茜堂-須磨水族館落成電車乗車券

昭和32年5月10日、電車往復乗車券、金二十五円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-須磨水族館落成バス乗車券

昭和32年5月10日、バス普通区乗車券、金十五円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和32年5月10日の、神戸市立須磨水族館落成の記念乗車券、電車乗車券、電車往復乗車券、バス普通区乗車券。
須磨海浜公園内に有る水族館で、昭和62年に現在の建物施設が開業し、神戸市立須磨海浜水族館に改称されています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-須磨水族館入館券付バス乗車券

発行年月日不明、電車往復乗車券、入場券、金45円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

神戸市立須磨水族館、小人入場券付きの記念乗車券、電車往復乗車券。
発行年月日が不明。料金が算用数字でも有る事から開業後、暫く経ってからの物だと、思われます。
恐らく、子供達の夏休み期間中の、7月〜8月に向けての、企画切符だと推測されます

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。市章透かし付き。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-25回みなとの祭電車乗車券

昭和32年10月21〜22日、電車往復乗車券、金25円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

須磨の水族館を背景に、市電があしらわれています。船の舵輪に抜かれた、摩耶山からの眺望が神戸を表しています。

茜堂-25回みなとの祭バス乗車券

昭和32年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-25回みなとの祭電車乗車券

昭和32年10月21〜22日、電車往復乗車券、金25円、乗車券部ミシン線、図柄違い、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-25回みなとの祭バス乗車券

昭和32年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、図柄違い、裏面無地、神戸市交通局。

昭和32年10月21〜22日の、第25回神戸みなとの祭、市電40周年の記念乗車券、電車往復乗車券、バス乗車券2種。
第25回神戸みなとの祭と、シアトル・神戸都市提携の記念乗車券、電車往復乗車券、バス乗車券2種。

運賃表示が、漢数字から算用数字に変わっています。
又、紙質が従来の上質紙から、アート紙に変更されています。その為、市章の透かしが全面省略されています。

乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-摩耶ケーブルロープウェイ開通3年
茜堂-摩耶ケーブルロープウェイ開通3年

昭和33年7月12日、連続乗車券、金80円、乗車券部分ミシン線、裏面に広告、神戸市交通局。

昭和33年7月12日の、摩耶ケーブル・ロープウェイ開通3周年の記念乗車券、
摩耶ケーブル乗車券(高尾〜摩耶)、摩耶ロープウェイ乗車券(摩耶〜摩耶山上)、裏面広告は、三の宮そごう。

乗車券裏面に、広告と印刷会社名の記載が有ります。そごう広告表記は、三ノ宮では無く、三の宮となっています。
また、摩耶ロープウェーが正式名称ですが、切符表題はロープウェイとなっています。
明らかに、ミス券だと思われますが、左タイトルもそれに合わせて居りますので、ご了承下さい。

当時、摩耶ロープウェーは、神戸市交通局が運行をし、昭和52年7月1日に、神戸市都市整備公社に移管されています。
昭和30年7月12日は、摩耶ロープウェーの開業3周年ですが、摩耶ケーブルは、昭和30年5月7日の開業となります。
実は、摩耶ケーブルは戦時体制下で、軌道や施設が撤去されていて、再建での再開業となっています。

また、摩耶ケーブルは、運行会社が異なり、摩耶鋼索鉄道が運行をしていました。
昭和50年10月1日、摩耶鋼索鉄道は、六甲越有馬鉄道との合併により、六甲摩耶鉄道に改組されましたが、
平成12年4月25日には、神戸市都市整備公社(現、神戸すまいまちづくり公社)に、施設ごと無償譲渡されています。
   
神戸市内には、摩耶ケーブル・ロープウェーの運行形態に良く似た、鉄道施設がもう一つ存在しています。
六甲ケーブルは、摩耶ケーブルの東側に位置していて、昭和7年3月10日に六甲越合間鉄道により、開業します。
戦時中は、摩耶ケーブル同様、休止となりましたが、線路等は撤去されず、昭和20年8月25日には、運行が再開されます。

後に、摩耶鋼牽鉄道と合併しますが、阪神総合レジャーとの合併に因り、六甲山観光の路線となっています。
こちらは、ロープウェーへの乗り換えの、利便性は余り良く無く、乗換駅は可成り離れていて、ケーブルカーを運営する、
同社の六甲山上バスで、連絡をし、六甲有馬ロープウェーを乗継げば、有馬温泉へ抜ける事が出来ます。

六甲有馬ロープウェーは、昭和45年に、三セクの六甲有馬ロープウェイで、開業しましたが、
翌々年には、運営が神戸市都市整備公社に変わり、後に、神戸すまいまちづくり公社に、改称されました。
再開業での3周年と、
開業3周年の、ロープウェイ、
民間と公営のコラボ。
   

茜堂-26回みなとの祭電車乗車券

昭和33年10月21〜22日、電車往復乗車券、金25円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-26回みなとの祭バス乗車券

昭和33年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和33年10月21〜22日の、開港90周年と、第26回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車往復乗車券、バス乗車券。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-皇太子殿下御成婚
茜堂-皇太子殿下御成婚記念電車乗車券

昭和34年4月10日、電車往復乗車券、金25円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-皇太子殿下御成婚記念バス乗車券
昭和34年4月10日、
皇太子殿下、
御成婚。

昭和34年4月10日、バス普通1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和34年4月10日の、奉祝・皇太子殿下御成婚の記念乗車券、電車往復乗車券、バス普通乗車券。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。

皇太子殿下、明仁親王(当時)と、正田美智子さまがご結婚。
昭和34年1月14日に、納采の儀が、同年4月10日に、結婚の儀が執り行われました。
   

茜堂-28回みなとの祭電車乗車券

昭和35年10月21〜22日、電車乗車券、金13円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-28回みなとの祭バス乗車券

昭和35年10月21〜22日、バス1区乗車券、金10円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-28回みなとの祭バス乗車券

昭和35年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和35年10月21〜22日の、第28回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス1区乗車券2種。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
世界に羽ばたく、港町神戸を表現しているのでしょうか、正距図法の世界地図が、良い雰囲気を演出しています。
   

茜堂-29回みなとの祭電車乗車券

昭和36年10月21〜22日、電車乗車券、金13円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-29回みなとの祭バス乗車券

昭和36年10月21〜22日、バス1区乗車券、金10円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-29回みなとの祭バス乗車券

昭和36年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和36年10月21〜22日の、第29回神戸みなとの祭、神戸/マルセイユ都市提携の記念乗車券、
電車乗車券、バス1区乗車券2種。マルセイユ(Marseille)は、地中海リオン湾を臨む、フランスに有る最大の港湾都市です。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-川西祐三郎の図柄券
茜堂-30回みなとの祭f電車乗車券

昭和37年10月21〜22日、電車乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-30回みなとの祭バス乗車券
都会的センスが光る、
神戸の版画家、
故、川西祐三郎の図柄。

昭和37年10月21〜22日、バス1区乗車券、金10円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

茜堂-30回みなとの祭バス乗車券

昭和37年10月21〜22日、バス1区乗車券、金15円、乗車券部ミシン線、裏面無地、神戸市交通局。

昭和37年10月21〜22日の、第30回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス1区乗車券2種。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
都会的センスで、木版画に現代の風景を刻んだ、神戸の版画家、川西祐三郎 氏(平成26年12月5日没、90歳)の作品。
   

茜堂-31回みなとの祭電車乗車券 茜堂-31回みなとの祭バス乗車券 茜堂-31回みなとの祭バス乗車券

昭和38年10月21〜22日、電車乗車券、15円、バス乗車券特別区1区、10円、バス乗車券1区、15円、乗車券部ミシン線、
裏面無地、神戸市交通局。

昭和38年10月21〜22日の、第31回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス1区乗車券2種。
みなとの祭記念乗車券のレイアウトが、戦後初めて縦型で登場します。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-32回みなとの祭電車乗車券 茜堂-32回みなとの祭バス乗車券 茜堂-32回みなとの祭バス乗車券

昭和39年10月21〜22日、15円電車乗車券、10円バス乗車券特別区1区、15円バス乗車券1区、乗車券部ミシン線、
裏面無地、神戸市交通局。

昭和39年10月21〜22日の、第32回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車乗車券、バス1区乗車券2種。
乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。裏面に印刷会社名の記載が有ります。
   

茜堂-神戸市電最後のみなとの祭り
茜堂-1970年みなとの祭り神戸市電回数券

昭和45年10月21〜22日、記念電車回数乗車券、8枚綴り、190円、乗車券部ミシン線、裏面乗車券、緑1色、神戸市交通局。

昭和45年10月21〜22日の、第38回神戸みなとの祭の記念乗車券、電車回数乗車券。
神戸市電最後の、みなとの祭記念乗車券となります。
神戸みなとの祭は、この年で最後を迎え、翌年からテーマを「緑と海そして愛」とした、神戸まつりが始まります。
   

茜堂-1970年みなとの祭り神戸市バス回数券 茜堂-1970年みなとの祭り神戸市バス回数券
昭和45年10月21日、
第38回みなとの祭、
神戸市電廃止の、半年前。
昭和45年10月21〜22日、
記念バス回数乗車券、1区7枚綴り、200円、
乗車券部ミシン線、裏面乗車券、青1色、神戸市交通局。

神戸まつりは、昭和8年から始まった、みなと祭と、
昭和42年から始まった、神戸カーニバルの二つがルーツとなり、
昭和46年に、この二つの祭を、発展的に解消させ、今日の祭に至っています。

電車回数乗車券には、有効期限の表示が付けられていません。右側を折山にして二つ折り、8枚綴りで190円。
未使用の完品ですので、残念乍ら、隙間からしか覗けませんので。中身の画像をお見せする事が出来ません。
   
戦後発行の記念乗車券類を、年代順に掲載していますが。途中、欠落しています券も多々ございます。
戦時中の切符類は、資料が乏しく、収集切符も無く、当頁では掲載しておりません。

また、昭和39年頃から、神戸市電廃止の昭和46年3月14日(最終日=昭和46年3月13日)迄の、
約6年と半年間の、発行記念乗車券の大半が、未収録と成っております。
尚、神戸市電お別れ記念乗車券は、 茜堂-神戸市電廃止切符 にて、別途掲載しておりますので、そちらをご覧下さいませ。
   
掲載画像につきましては、当頁内での比率は、全て同比率となっております。
記載の説明文に付きましては、緻密に調べては居りますが、完璧では無い部分も、有るやも知れません。
燃し、お気付きの部分がございましたら、宜しくご教授の程、お願い申し上げます。



その後の神戸の祭切符は市バスへ継承=茜堂

茜堂-神戸まつり記念は市バスから 昭和46年から始まった、神戸まつりの記念切符は、神戸市バスへと引き継がれ発行されました。
第1回〜第6回の、神戸市バス発行の、神戸まつり記念切符(市バス回数券)を、紹介します。
   


茜堂-第1回神戸まつり記念市バス回数券
第1回から2回迄の、神戸まつりの記念回数券は、
些か、作りとデザインが寂しく、貧相な感じとなっています。
料金が200円と言う設定なので、
制作費が、余り掛けられ無かったのかも知れません。
   

最初の頃は、まつり自体が完成されていない様で、
第1回の表紙デザインには、まつりのマークさえ有りません。
第2回の表紙デザインでは、まつりのマークは、辛うじて表われていますが、
ロゴは、まだ用意されて無い様です。
   

第3回の記念回数券からは、マームとロゴも完成し、
料金が500円と成って、表紙サイズも小さくコンパクトになり、
デザインも、明るく楽しい、まつりの雰囲気を良く表現しています。
前回迄の質素な感じは、全く有りません。
昭和46年5月16日、
第1回神戸まつり記念市バス回数乗車券、1区券、
7枚綴り、200円、ミシン目入、
乗車券部、青1色刷り、
神戸市交通局。
茜堂-第2回神戸まつり記念市バス回数券

昭和47年5月21日、第2回神戸まつり記念市バス回数乗車券、1区券、7枚綴り、200円、ミシン目入り、
乗車券部、緑1色刷り、神戸市交通局。

茜堂-神戸まつり記念市バス回数券

画像では、裏折の物も有り映っていませんが、全て完品。上から11枚目は山折、谷折、谷折。
下の2枚は、7枚綴りで、最下段の券では、左側に1枚と右側に6枚と、回数券が分かれて配置されています。
   


茜堂-第3回神戸まつり記念市バス回数券

昭和48年5月20日、第3回神戸まつり記念市バス回数乗車券、普通区50円、11枚綴り、500円、ミシン目入り、
乗車券部、緑、赤2色刷り、神戸市交通局。
   

茜堂-第4回神戸まつり記念市バス回数券

昭和49年5月19日、第4回神戸まつり記念市バス回数乗車券、普通区50円、11枚綴り、500円、ミシン目入り、
乗車券部、緑、赤2色刷り、神戸市交通局。
   

茜堂-第5回神戸まつり記念市バス回数券

昭和50年5月18日、第5回神戸まつり記念市バス回数乗車券、普通区50円、11枚綴り、500円、ミシン目入り、
乗車券部、緑、赤2色刷り、神戸市交通局。
   

茜堂-第6回神戸まつり記念市バス回数券

昭和51年5月16日、第6回神戸まつり記念市バス回数乗車券、普通区90円、13枚綴り、1000円、ミシン目入り、
乗車券部、表=カラー印刷、中=青、赤2色刷り、神戸市交通局。


神戸まつりは、神戸市の財政援助団体である、神戸市民祭協会が主催し、 神戸市の中央区三宮を主会場に、
神戸市内各地で実施されている、兵庫県最大の祭典で、現在は、メインフェスティバルとして、
おまつりパレードを中心として、マーケットイベントや、ステージイベント等が、各所で繰り広げられています。
   
中でも京町筋で行われる「サンバストリート」では、神戸サンバチーム等の、
サンバダンサー達の、優美で華やかなコスチュームが、訪れる観光客達の、話題の的と
っています。




解説に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、
茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。又、画像等の無断転載はご遠慮願います。
   
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