故郷神戸駅の軟券と準片硬券/茜堂
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神戸神戸車掌区の車内急行券=茜堂
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茜堂-車掌さんの車内発行券 戦前迄は、急行券等を持たない乗客には、概算切符等で対応していましたが、
戦争が始まった、翌年の昭和17年には、車内で迅速に対応する為、冊子式の車掌携帯急行券等が、発行されました。
   

然し乍ら、戦争激化と輸送統制に伴い、翌年(車掌携帯寝台券は翌々年)には、廃止されてしまいます。
戦後、列車運行密度も復活し、準急行も新設された事から、車内での需要が増え、前回の物を継承する形で、
昭和29年4月1日より、車内普通急行券、車内準急行券が新たに設けられました。
   


茜堂-車内補充券(赤縦2条) 茜堂-車内補充券(赤縦1条)

昭和40年7月29日、普通急行券、豊橋〜300Km、2等、200円、神戸車掌区乗務員発行、赤縦2条、国鉄、JNR地紋。
昭和37年6月23日、準急行券、準急比叡-上り、2等、100円、神戸車掌区乗務員発行、赤縦1条、国鉄、JNR地紋。

幅、4.8〜5センチ。裏面無地、軟券、車内補充券(シホ、シャホ)、冊子の状態の物を「シホ冊」と呼んでいます。
急行券や準急券等を持たずに、それらを利用する乗客に、車内で車掌が同券を発券しました。
神戸車掌区は、昭和48年7月4日を以て廃止され、翌5日に開設された、明石車掌区に移管されます。
   
神戸車掌区(現、明石車掌区)の準急の受持ちは「比叡(神戸〜名古屋)」と「鷲羽(宇野〜京都)(宇野〜大阪)」の、
上下三路線三種のみの為、券面表示はいたってシンプルです。
どちらも、有効期間の代わりに「この列車1回限り有効です」の表示が、明記されています。



神戸駅発行の印刷券売機の軟券入場券=茜堂

茜堂-券売機の軟券入場券 昭和39年9月に、神戸駅と武蔵境駅の両駅で、複数の印刷済硬券が発売出来る、多能式券売機のテストが行われ、
昭和41年11月から、ロール紙での印刷券売機の試験運用が、上野駅の入場券にて始まります。


●初期の印刷券売機券=スミインク式●

茜堂-券売機の軟券神戸駅20円入場券

昭和43年4月7日、20円A型券売機入場券、スミインク式、軟券、国鉄。
   

茜堂-券売機の軟券神戸駅30円入場券
茜堂-券売機の軟券神戸駅30円入場券

昭和46年1月26日、昭和46年7月24日、30円A型券売機入場券、スミインク式、軟券、国鉄。

左の30円券の左右には、紙送りのローラー痕が付いています。
左右共、同じ14号の自販機券ですが、半年の違いでレイアウトが、大きく変わっています。
   
従来のプレ印刷式に換わった、印刷券売機の初期の券は、油性インクでスタンプする、スミインク式印刷で、
本体は、ゴム版等の活版でプリントしますが、日付や券番はドットインパクト式で、印字されます。
ドットインパクト式とは、油性インクをしみ込ませた布のリボンを、細いピンで突いて印字する、印刷手法です。
   

スミインク式は、後のジアゾ式(湿式複写方式)や、キレート式(化学反応方式)と比べ、退色性には優れていますが、
券売直後では、スタンプでの乾きが悪い為、指や衣服等にインクが付着すると言う、問題が起こり、
新聞でも、その惨状が写真入で取り上げられる程、乗客にとってとても不評な切符でした。
   

ジアゾとは感光剤の一種で、シルク印刷の写真製版での、感光材としても使われ、
感光した所以外は、水で洗い流せる特性を持ち、その性質を直接、紙面に利用したのが、ジアゾ式の印刷です。
試験的に導入された、この方式ではコストが合わない為に、早々にキレート式印刷に移行します。
   

キレート式は、金属イオンを含む券面に、キレート剤(酸化剤)をスタンプし、化学反応によって印刷するものですが、
時間経過と共に印刷面が退色し、完全に消えてしまうと言う、難点が有りました。


●平成の印刷券売機券=サーマル式●

茜堂-券売機の軟券神戸駅入場券
現行券に付き、黒斜線を画像処理しています。

平成21年7月15日、19時08分、120円(小児60円)A型券売機入場券、サーマル式、軟券、JR西日本、JR西日本赤地紋。

現在使用中のサーマル式印刷(感熱直接印刷)は、その特性から熱に弱く、高温にさらすと感熱し、
券面が黒化すると言う難点が有ります。つまり、
サーマル式印刷(感熱直接印刷)、スミ文字は恒久では無く、
退色性が有ると言う事です。尚、当券は現行券に付き、黒斜線を画像処理しています。
   
サーマル式印刷券も、キレート式印刷券同様に退色等の問題を含む為、二方式共々収集には不向きな切符となります。



神戸駅発行の印刷発行機の軟券乗車券=茜堂

茜堂-券売機の軟券乗車券 ロール紙での、印刷券売機発行の乗車券(矢印式)です。


●初期の印刷券売機券=スミインク式●

茜堂-券売機の軟券神戸駅30円乗車券

昭和45年4月28日、小児10円、小影、矢印式乗車券、A型券売機乗車券、スミインク式、軟券、国鉄。

本体は、ゴム版等の活版でプリントしますが、日付や券番はドットインパクト式で、印字されます。
ドットインパクト式とは、油性インクをしみ込ませた布のリボンを、細いピンで突いて印字する、印刷手法です。


●平成の印刷券売機券=サーマル式●

茜堂-券売機の軟券神戸駅870円乗車券

昭和58年12月4日、870円、地図式乗車券、A型券売機乗車券、サーマル式、軟券、国鉄。

スミインク式での、二方式印刷(本体=スミインク式、日付券番=ドットインパクト式)とは異なり、
サーマル式印刷では、一方式印刷(本体、日付、券番=サーマル式)となり、コスト面で優れた方式となっています。



神戸駅発行の印刷発行機の軟券入場券=茜堂

茜堂-発行機の軟券入場券 昭和45年から、入場券、乗車券、急行券、自由席特急券、自由席グリーン券の発行が出来る、
窓口で駅員が操作する機械が登場。但し、指定席券、指定席特急券、寝台券発行は出来ませんでした。
   

初期の印刷発行機券は、スミインク式(印版式)ですが、乾式、湿式複写を経て、感熱転写式に変更されます。
印刷発行機券の感熱転写は、後の券売機券のサーマル式では無く、
転写リボンを介入して印字する、転写印刷式を採用しました。


●駅の窓口で発行された初期の印刷発行機の入場券=スミインク式●

茜堂-発行機の軟券神戸駅入場券 茜堂-発行機の軟券神戸駅入場券 茜堂-発行機の軟券神戸駅入場券

昭和50年6月1日、昭和51年2月16日、入場券(印発券)、30円、軟券、大形券(国鉄特有の呼称)、国鉄、緑色特殊地紋。

茜堂-発行機の軟券神戸駅入場券
神戸駅窓口印刷発行機券、裏面無地、
腰の有る軟券。

昭和51年3月23日、4月8日、入場券(印発券)、30円、軟券、大形券(国鉄特有の呼称)、国鉄、緑色特殊地紋。

窓口での入場券のみの購入は、さすがに一般客では少なく、
主に、中長距離乗客等が窓口で切符を購入の際に、見送りの客用として、複数枚を同時購入されていた様です。
   

印刷発行機の券(通称、印発機券)は、特殊共通券と呼ばれ、
用紙には、特殊地紋が刷られた、5.75センチ幅のマニラボールのロール紙を使用し、
印刷形式は、初期の印刷券売機券と同様で、
本体の印刷はスミインク式で、券番と金額と日付と発行駅窓口表示が、ドットインパクト式で、印字されています。
   

尚、印刷発行機券と同サイズの大形券(国鉄=大形券、業界=大型券)で、旅客の操作する券売機券も存在します。
印刷発行機券は、マニラボール20K(概算)ロール紙(約0.32mm厚/誤差±0.06mm)を、使用していますので、
硬券の、マニラボール57K
(概算)平板紙(約0.96mm厚/誤差±0.06mm)と比べてみると、約1/3の厚みとなります。



神戸駅発行の印刷発行機の軟券金額式乗車券=茜堂

茜堂-発行機の軟券金額式券 駅の窓口で、係員が操作して発行された金額式乗車券。
初期の印刷発行機券は、スミインク式(印版式)ですが、乾式、湿式複写を経て、感熱転写式に変更されます。
印刷発行機券の感熱転写は、後の券売機券のサーマル式では無く、
転写リボンを介入して印字する、転写印刷式を採用しました。


●駅の窓口で発行された初期の印刷発行機の金額式乗車券=スミインク式●

茜堂-発行機の軟券神戸駅金額式券 茜堂-発行機の軟券神戸駅金額式券 茜堂-発行機の軟券神戸駅金額式券

昭和51年6月11日、8月28日、入場券(印発券)、30円、40円、軟券、大形券(国鉄特有の呼称)、国鉄、緑色特殊地紋。
昭和51年6月13日、金額式乗車券(印発券)、170円、軟券、大形券(国鉄特有の呼称)、国鉄、緑色特殊地紋。

上記と同様、裏面無地の腰の有る軟券で、神戸駅窓口印刷発行機の券(通称、印発機券)の券で、特殊共通券と呼ばれ、
用紙は特殊地紋が刷られた、5.75センチ幅のマニラボールのロール紙を、使用しています。
   

どの方向にも全てに適用される、便利な金額式の乗車券は、戦時の略式券として、
昭和19年6月1日、東京付近国電特定区間の軟券で、暫定的に登場しますが、
昭和45年10月1日からは、正規様式化。
また、昭和49年10月1日(昭和49年9月26日=国有鉄道公示第167号)の改正で、大人・小児用が登場します。




神戸駅発行の印刷発行機の軟券地図式乗車券=茜堂

茜堂-発行機の軟券地図式券 駅の窓口で、係員が操作して発行された地図式乗車券。
表記面積が比較的大きく取れますので、複雑な路線図も、分かり易く表示されていますので、
地図式乗車券には、便利なサイズの印刷発行機券(
印発機券)です。


●駅の窓口で発行された初期の印刷発行機の地図式乗車券=スミインク式●

茜堂-発行機の軟券神戸駅地図式券
神戸駅窓口印刷発行機券、裏面無地、
腰の有る軟券。

昭和56年4月4日、地図式乗車券(印発券)、630円、軟券、大形券(国鉄特有の呼称)、国鉄、緑色特殊地紋。

上記と同様、印刷発行機の券(通称、印発機券)の券で、特殊共通券と呼ばれ、
用紙は特殊地紋が刷られた、5.75センチ幅のマニラボールのロール紙を、使用しています。
   

印刷形式は、初期の印刷券売機券と同様で、本体の印刷はスミインク式で、券番と金額と日付と発行駅窓口表示が、
ドットインパクト式で印字されています。一般的に、窓口で近距離の乗車券類を購入する、乗客は極めて稀で、A型券売機券や、A型B型硬券での地図式券と比べ、発行数が少なくなっています。
   

昭和60年3月、コンピュータ、マルス301が登場すると、定期券を除く各種券の発行が可能となり、
更に、定期券発行可能な、MⅡ端末が登場すると、印刷発行機は衰退し、平成に入った頃には窓口から消えています。



神戸駅発行の指定席マルス券=茜堂

茜堂-指定席マルス券 昭和35年1月18日に、指定券を発行する為の、オンラインシステム(電磁予約システム)が
マルス(MARS)の名称で、下り第1、2こだまの座席予約から始まります。
マルスは、Magnetic-electronic Seat Reservation Systemの略語で、その端末券をマルス券と、呼んでいます。
因に、マルス券の正式名称は、特殊指定共通券となります。
   

茜堂-指定席マルス券

平成44年5月6日、指定席券、鷲羽3号、神戸〜宇野、軟券、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。

V型マルス103は、昭和43年10月1日から使用が開始されます。
その後、N、HN端末の増備と共に、順次廃止されて行き。昭和60年3月迄には、全ての発行駅から廃止されました。
又、これに先立ち、昭和44年5月10日の等級廃止に伴い、等級表示欄は種別欄に変更されています。
   

漢字表記の、鷲羽となったのは、昭和35年10月1日の宇野線電化時に、153系電車準急となった時で、
更に、昭和41年3月5日には、急行に格上げされています。
その後、山陽新幹線での連絡による利便性が、高くなった為、昭和55年9月30日を最後に、廃止されました。



神戸駅発行のマルス端末式の軟券入場券=茜堂

茜堂-端末式の軟券入場券 入場券軟券化により、神戸駅の窓口で購入出来る入場券は、マルス端末券のみとなってしまいました。
神戸駅設置のMR12W型は、JR西日本のみで使用されている、オリジナル端末で、
MR12型を基調とした、WEST版という位置付けで、Wの頭文字が型番の末尾に付けられています。
   

茜堂-神戸駅マルス端末式神戸駅入場券
現行券に付き、黒斜線を画像処理しています。

平成16年6月5日、120円電車特定区間入場券、JR東日本式入場2時間制限、神戸駅発行、JR西日本。

神戸駅マルス端末式券、MR12W型、券面表示W、青色磁気券発売時印字、黒色熱転写印刷、JRパール印刷、JR西青地紋、
原紙は、大日本印刷DNP納品。
   
平成16年後期より、新神戸駅や住吉駅では、新鋭機MR32型(券面表示 @)の、マルス端末が導入されました。
これにより、切符発行印刷方式が、従来の一色熱転写式(黒色間接サーマルプリンタ)から、
二色感熱式(黒赤色直接サーマルプリンタ)に、変更されました。
   

これにより、経年劣化による券面の印字消滅等で、収集保管には耐えられなくなりました。
これから広く普及する様で、少し残念な思いが致します。
因に、この手の券は、左右の幅が85ミリで有る事から、85ミリ券とも呼ばれています。



神戸駅発行の英文字表記マルス端末式の乗車券=茜堂

茜堂-英文のマルス券 神戸駅窓口のMR12W型にて発券された、英文字表記のマルス端末式乗車券です。
茜堂管理人が趣味と好奇心から、窓口で英文字併記をお願いして、発券して頂いた切符です。
通常の日本語表示に、英文字が併記されています。
   

茜堂-英文のマルス乗車券
現行券に付き、黒斜線を画像処理しています。

平成23年1月18日、120円電車特定区間券、軟券、神戸駅マルス端末式発行、JR西日本。

神戸には、外国人が多く居住しているからでは無く、他駅のマルス端末でも、英文字併記を希望すれば、発券が可能です。
MV端末でも可能ですが、MV端末では、特急券や急行券と併せて、発券しなければなりません。

なお、入場券の発券には、この機能は有りません。
   

MR12W型、券面表示W、青色磁気券発売時印字、黒色熱転写印刷、JRパール印刷、原紙は、大日本印刷DNP納品。



神戸駅発行の定期乗車券=茜堂

茜堂-完全常備の定期券 軟券の代表格は、数多有る軟券類の中でも、風格の有る大きさと、情報量の多い定期券が上げられます。
定期乗車券の歴史は古く、明治時代から、硬券で存在していましたが、早々に軟券化されています。
   
戦前迄の定期乗車券には、普通定期乗車券、学生定期乗車券、職工定期乗車券の3種類が有り、
前者から料金が高く、次いで学生、職工の順に料金が低くなっていました。
現在では、通勤定期乗車券、通学定期乗車券、特別車両定期乗車券、特殊均一定期乗車券の4種が制定されています。

   
特別車両定期乗車券は、別名、グリーン定期券とも言われ、高額な料金となり、1ヶ月と3ヶ月の有効のみで、
特殊均一定期乗車券は、現在、山手線内均一定期券のみで、東京山手線内の全区間に、1ヶ月のみの有効となっています。
   
更に、特殊な定期券としては、特定者割引定期券、新幹線定期乗車券、特急料金定期券、2駅併用定期券、
社員証型の定期券として、職務乗車証や、乗車券外としては、定期入場券や、定期手回り品切符等が制定されています。
次に、神戸駅発行の連絡通勤定期乗車券、通勤定期券、学生三等定期乗車券等、を紹介しています。
   

茜堂-神戸駅発行定期券

昭和35年6月30日〜7月29日(1箇月)、通勤定期乗車券、神戸〜六甲道、420円、3等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。

3等級制時代に発行した物で、有効期間中に、2等級制に変わっています。
   
国鉄神戸駅から、三ノ宮駅乗換の阪神梅田駅間の、国鉄神戸駅発行の完全常備の3等、連絡通勤定期乗車券です。
阪神梅田駅と国鉄大阪駅は、隣接駅で、三ノ宮駅での乗換を考えると、利便性に欠けますが、
関西私鉄での運賃が安価な為の、利用者側の措置だと思われます。氏名部分は、画像処理をしています。
   

茜堂-新旧等級の定期券
茜堂-神戸駅発行定期券 茜堂-神戸駅発行定期券

昭和35年6月14日〜7月13日(1箇月)、連絡通勤定期乗車券、神戸〜阪神梅田、1260円、3等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。
昭和36年11月8日〜翌年2月7日(3箇月)、通勤定期乗車券、神戸〜六甲道、1300円、2等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。

国鉄JNR青地紋の、晩年の2等時代の定期乗車券。昭和35年7月1日に3等級制から、2等級制に変わっていますので、
旧2等が新1等へ、旧3等が新2等にそれぞれ変わった為、昔で言えば、3等の定期券となります。
   

昭和35年7月1日に、
従来の3等級制から、
2等級制に、変更されます。
茜堂-神戸駅発行定期券
茜堂-神戸駅発行定期券

昭和36年5月6日〜6月5日(1箇月)、通勤定期乗車券、神戸〜大阪、1140円、2等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。
昭和41年9月10日〜10月9日(1箇月)、通勤定期乗車券、神戸〜六甲道、830円、2等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。

等級制は昭和44年5月9日を最後に、廃止されましたが、
翌10日から、モノクラス制となりますが、上級クラス用の特別車両定期乗車券(グリーン定期券)が、登場します。
   
尚、関西地域では並行する競合路線の、私鉄等の利便性もあり、
グリーン車の利用率が伸び悩む事により、この制度からは、早々に撤退しています。氏名部分は、画像処理をしています。
   

茜堂-影文字入の定期券
茜堂-神戸駅発行定期券 茜堂-神戸駅発行定期券

大正14年10月21日〜翌4月20日(6箇月)、学生定期乗車券、神戸〜京都、71圓40銭、三等、神戸驛発行、鉄道省、GJR地紋。
昭和3年4月11日(3箇月)、学生定期乗車券、神戸〜住吉、7圓、三等、神戸驛発行、鉄道省、GJR地紋。

こちらは、神戸駅〜京都駅間と長距離の為、常備券では有りませんが、大正時代の貴重な、記入補充式定期乗車券です。
当時の神戸駅から京都駅迄は、通学時間を考えると、結構な時間が掛かり、通学も大変だったと思います。
右側の券では、学生の影文字が赤に変わっています。氏名部分は、画像処理をしています。
   

学生の影文字、
大正時代の、スミ影から、
昭和時代には、赤影に変更。
茜堂-神戸駅発行定期券 茜堂-神戸駅発行定期券

昭和12年7月8日〜翌1月7日(6箇月)、定期乗車券、神戸〜西宮、27圓85銭、3等、神戸驛発行、鉄道省、GJR地紋。
昭和34年8月4日〜11月3日(3箇月)、通学定期乗車券、神戸〜灘、500円、3等、神戸駅発行、国鉄、JNR地紋。

有効期間帯の準常備式となっていて、使用部分で断裁されています。
西ノ宮駅の表示が、現在の改称後の西宮駅となっていますが、これは単に、スタンプでの文字省絡だと思われます。
左側の券では、期間別断線で、右側の券では、金額別断線となっています。氏名部分は、画像処理をしています。



神戸駅発行の補充式回遊乗車券=茜堂

茜堂-回遊乗車券 神戸駅窓口にて発券された、記入式補充の回遊乗車券で、周遊券の一種となります。
神戸駅〜高山駅間、岐阜経由とする往復割引券で、上高地、平湯が、回遊区間として設定されています。
   

茜堂=遊覧乗車券
昭和11年10月14日、回遊券(復券)、3等、10圓30銭、
回遊区間(上高地、平湯)、軟券、神戸駅発行、鉄道省、GJR地紋。

周遊券は、昭和9年4月1日に、従来の固定経路を取り止め、以下の4つの条件で、自由に設定が出来る様になります。
発地へ戻る、指定地2箇所以上を遊覧する、社線の運賃が国鉄運賃の10%以上になる、各券の区間が連続する。
割引率は、10%となり、団体の場合は更に割り引かれた。



神戸駅発行の補充式異級乗車券=茜堂

茜堂-異級乗車券 神戸駅窓口にて発券された、補充式乗車券です。
神戸駅〜博多駅間が、山陽本線経由で1等乗車、博多駅〜東唐津駅間が、2等乗車の異級乗車券。
異級表示のスタンプと、福岡から2等の記述が有ります。
   

茜堂-異級乗車券

昭和43年5月11日、補充式乗車券、異級1等〜2等、軟券、神戸駅発行、国鉄。

補充片道乗車券は、駅窓口に、常備されていない駅迄の、片道乗車券を、発行する場合に使われます。
左側に有る、切取線の左に有った部分が、売上げ報告用乙片となります。
   
発駅が印刷されている、自駅発用の、一般的な補充片道乗車券と、
他駅発にも用いられる様に、発駅印刷がされてない、記入式補充片道乗車券が有ります。
また、後者の記入式補充片道乗車券には、当券の様に、発行駅名が印刷されている券と、印刷されていない券も有ります。





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