やまぐち号C57 1号機+C56 160号機重連/茜堂

【阿東路の旅やまぐち号重連撮影記=茜堂】


やまぐち号運用から、C56 160号機が、完全撤退するとの報を受け、今季最後の運用となる、C56に会いに出掛けた。
C57 1号機との重連運用、7月23〜24日、30〜31日、8月1日の5日間で、その幕を閉じる。
茜堂では、終盤は混雑するで有ろうと、前半の7月23〜24日にトライ、いつもの、よしのやさんに宿泊する。

C58 1号機が、昭和59年1月3日を最後に撤退をし、C56 160号機が、昭和62年6月28日に投入され、
実に、29年もの間、愛称ポニーC56 160号機は、その小さな体で奮闘して来た。
残念な事に、今回は撤退で有り引退でも有る。担当していた、やまぐち号、北びわこ号は、D51 200号機が引き継ぐ。

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博多駅から、のぞみ10号で、8時23分に新山口駅に着く、時間的には、筑前大分駅〜博多駅間の早朝各駅停車と、ほぼ同じタイム。
駅前のレンタカーをチョイスし、追っ掛け撮影に励むべく、前回と同じ工程で、新山口駅を後にした。
撮影スタートは、有名ポイントの一つ、徳佐Sカーブと決め、脇目も振らずに直行。

お目当の、徳佐Sカーブのお立ち台は、既に、早朝からのギャラリー達で、大繁盛の大賑わい。
取り敢えず、使用しないで有ろう三脚を、特等席にスタンバイし、クーラーの効いた車内に、2時間程横になって避難する。
途中、肩慣らしにDCを撮影、歳には勝てず、ピーカン猛暑の現場から、再び快適な車内に逃避する。


茜堂-キハ40(レノファ山口FC)徳佐

船平山駅〜徳佐駅、キハ40系ラッピング車(レノファ山口FC)、2446D列車。
キハ40-2076、平成28年7月23〜24日、茜堂撮影記。

レノファ山口FCは、山口県全県をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ加盟の、プロサッカークラブです。
ラッピング車対象は、キハ40系2両で、運行は、平成28年4月3日から、3年間を予定し、
山口線を中心に、山陰本線、岩特線、芸備線にも入線します。



茜堂-重連(C571+C56160)徳佐

徳佐駅〜船平山駅、徳佐Sカーブ、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。
徳佐駅を出て、船平山駅迄、最大勾配の10.0‰を登る。

二連の爆煙で、背景の山々に映える一面の緑は、すっかりモノトーンに変貌し、カマ達の勢いを堪能する。
ファインダーの画角が、真横を過ぎる頃、機関士さん達が、揃ってキャブから手を振ってくれる、まだ白い軍手が、とても美しく目に眩しい。
過ぎ行く強いドラフト音、非公式側からのドレイン音、ロッドの協奏曲、酔いしれ乍ら耳で追う。

徳佐駅の発車間際に、追っ掛け組が、怒濤の如く押し寄せたが、狭い道の片側は、既に、駐車車両がびっしりと占拠し、
大混雑の中、辛うじて、バイクの方々が、ベスト撮影に間に合った様です。
カマのナンバー成らぬ、車のナンバーに目を向けると、奈良、大阪、神戸、広島、鳥取、福岡等々多彩。


鉄人なら鉄路を使って、撮影行脚をしたいが、その効率を考えると、現行の山口線ダイヤでは、如何ともし難い。
お誂え向きに、線路に沿って、国道9号(山陰道)が連なっている。


茜堂-重連(C571+C56160)徳佐

徳佐駅〜船平山駅、徳佐Sカーブ、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。
カマは、カーブを見切り、直線へ力行。

撤収後、狭い道を車と雑踏で混雑する中、漸く抜け切り、本門前踏切を目指すが、既に三脚の林立で、お宮俯瞰に切り替える。
津和野駅へ行く途中、知人宅と自宅への和菓子の配送を行い、駅前通りで十割蕎麦を頂く。


茜堂-C571津和野駅構内

津和野駅構内、C56 160号機。
転車台前に、留置される本務機C56、後部左方面に、津和野駅ホームが位置する。

先務機C57 1号機は、排煙ダクトと排煙装置の有る、炭水補給駐留所にて、留置整備されています。
羽を休めるC57 1号機は、取り敢えず押さえたが、当頁では割愛する。



茜堂-重連(C571+C56160)津和野

津和野駅〜船平山駅、太皷谷稲成神社(駐車場)俯瞰、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

俯瞰場所の、太皷谷稲成神社の入口前駐車場は、道路脇の崖から張り出し、中空となっていて、大型バスが通過する度、微妙に揺れ、
欄干から下を覗くと、新緑の木々に吸い込まれそうで、とてもスリリングです。
この位置からは、パノラマ的に本門前踏切を越えて、野坂峠麓辺り迄の、眺望が存分に楽しめます。

安永2年に、津和野城(三本松城)の鬼門に当たる、太皷谷の峰に、日本五大稲荷の一つ、太皷谷稲成神社が建立されました。
地元の方々からは、親しみを込めて、津和野おいなりさんと呼ばれています。
因に、ここ太皷谷稲成神社は、全国で唯一「稲荷」では無く「稲成」と表記されています。

この眺望を遥かに凌ぐ、津和野城跡(三本松城跡)へ向かう、津和野町城跡観光リフト乗場が途中に有るが、
当日の運行は、頂上付近での、熊の目撃情報が出た為、急遽中止された。
津和野川の両岸には、桜が並び、春には白から薄い桃色の、花びら爛漫の情景が一段と映え、画力を高めてくれます。



茜堂-重連(C571+C56160)津和野

津和野駅〜船平山駅、太皷谷稲成神社(駐車場)俯瞰、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

本門前踏切迄は後僅か、連続勾配16.7‰に向けて、そろそろ力行爆煙が始まります。
カマの煙が見えなくなる迄、ムービー班は楽しみ、
お宮を撤収後、最短で国道9号(山陰道)へ抜け、カマを追い掛けます。

前回同様、追っ掛け撮影には、法定スピードを遵守し、且つ安全運転に留意する。
今回は前回にも増して、地方警察職員様達に因る、速度取締り(通称ネズミ捕り)が、随所で行われていた。


茜堂-重連(C571+C56160)築地橋梁

渡川駅〜長門峡駅、大逆S字カーブ、築地橋梁、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

発車の音を確認後、二つのカマは眼下を過ぎ行く迄、ファインダーの中で走っている。
下り勾配が続く中、トンネル迄の当区間で、上り勾配5.0‰を力行する。



茜堂-重連(C571+C56160)築地橋梁

渡川駅〜長門峡駅、大逆S字カーブ、築地橋梁、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

この撮影ポイントは、渡川駅を挟んで大きく、逆S字カーブを切っていて、
国道9号(山陰道)築地橋の、橋上から狙っていますが、車の通行量も結構多い上、且つ、路肩での足場が狭くて、三脚は不向きです。

右正面の山の間から、右側へ顔を出し渡川駅へ進入するので、国道地点の通過迄、ズームを使って延々と楽しめます。
夏場は、陽も高く、左側に有る山の影が出来無いので、西陽の加減も良好です。
秋には、西陽が山陰を作り、左半分はシャドーが占領するので、カマのディティールにも影響します。

ここは大急ぎで撤収し、法定速度厳守で安全運転の上、長門峡駅に向かいます。


茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜篠目駅、発車直後(道の駅長門峡向かい)、岩倉踏切、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

辛うじて重連の、本務機の立ち上る煙と、キャブ旋回窓、特徴的な切欠きテンダーが、見えています。
この位置での重連狙いは、些か厳しい物が有りますが、あくまで余録。



茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜篠目駅、発車直後(道の駅長門峡向かい)、岩倉踏切、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

折角の重連も、本務機は姿を出せず、やや無念なアングルでは有るが、まあ吉とする。
機関助士さんの軍手は、機関士さんと比べ、やはり貫禄が付いています。


茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜篠目駅、発車直後(道の駅長門峡向かい)、岩倉踏切、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

初日の追っ掛け撮影は、長門峡の発車にて打ち止めです。
ここから津和野まで引き返します。本日は津和野の宿、よしのやさんにて、体を休めます。
夕食は、奮発した特上メニュー、雰囲気の良い和食、食事処も差別化され、とても静かで気品漂うお部屋です。

夜は、睡眠不足を補う為、ニ次会アルコール散策は控え、お風呂にユックリ浸かり、マッサージ後に爆睡に向け、床に付く。
本日2日目の24日-日曜日、概ね8時間の超睡眠で、朝食を頂き、9時頃迄湯に浸かる。
宿を出て、暫し、津和野駅界隈で、ポケモンGOで戯れる。


茜堂-キハ40(レノファ山口FC)長門峡

長門峡駅〜渡川駅、長門峡橋梁、阿武川、キハ40-2076、2539D列車。

キハ40系ラッピング車(レノファ山口FC)、
レノファ山口FC一色の中、
側面窓上には、さり気なく明治維新150年、2018年、明治維新策源地、山口市の表示が掲げられています。


茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜渡川駅、長門峡橋梁、阿武川、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。

現場に到着したら、川沿いは三脚の森となっていた。
二段目の畦道にも、ギャラリーが鈴なり、三脚の林で有る。想定内ですので慌てず騒がず粛々と、予定の三段目畦道へと進む。
こちらは、三脚のペンペン草で、僅か
4本、早速、記念の5本目を特等席に植林する。

長門峡橋梁通過時は、煙が下り、カマに陽が当たらず、残念な事になっている。
三段目畦道の選択、どうやら運が味方してくれた様だ。



茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜渡川駅、長門峡橋梁、阿武川、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。

二段目の畦道に陣取る、ギャラリーが右側に出ない様に、規制線を張る交渉事を有る方が引受、事前まで奔走した。
皆さんが気持ち良く撮影出来る様にとの、山口線SL運行対策協議会会員氏の心配りでした。
礼儀正しく、頭の下がる思いで有る。暑い最中ご苦労様でした。


茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜渡川駅、長門峡橋梁、阿武川、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。

煙が被り気味に棚引き出し、通過する頃には、パラパラとシンダに見舞われた。
急いで撤収、三段目の畦道に陣取ったお陰で、前に車は無い。
直近の大野第1踏切は、普通乗用車は通行不可を確認済み、川沿いに沿って国道9号(山陰道)に、一番で抜ける。


茜堂-キハ40(レノファ山口FC)鍋倉

鍋倉駅〜地福駅、キハ40-2076、2546D列車

この旅、三度目のキハ40系ラッピング車(レノファ山口FC)、地福駅で14分も停車している、やまぐち号と交換します。
国道9号(山陰道)の、チェーン着脱場(展望場)から、望みます。


茜堂-重連(C571+C56160)鍋倉

地福駅〜鍋倉駅、C57 1号機+C56 160号機、9521列車。

前回同様、三谷駅〜名草駅間で、既にカマには追付き、地福駅発車まで、先回りをして待つ事とした。
この場所は魅力が無いのか、何故か、いつもギャラリーが居ない。
キハ40を見送り、暫く待つと、地福駅を発車する、汽笛が遠くに二つ響いた。

長門峡駅〜船平山駅間は、なだらかな連続勾配だが、見ての通り平坦地然としているので、
煙は駅の発車以外は、望めないと、高を括っていたが、
何と、先務機のC57 1号機が、思いの外頑張っていて、有ろう事か煙を手前に巻込んでいる。

この先、先務機のC57 1号機の煙は、どうにか立て直したが、時既に遅く残念乍ら画角的にも、レイアウト的にも、芳しく無い。
進行方向
背景には、徳佐りんご園の、ブルーの網囲いが点在しているのです。
自然の風には、如何ともし難い、これはこれで好しとする。



茜堂-重連(C571+C56160)津和野

船平山駅〜津和野駅、旧道俯瞰、C57 1号機+C56 160号機、

追っ掛け組で、間に合ったのは僅か3組、勿論、順法速度で安全運転です。
横並びの、国道9号(山陰道)の、チェーン着脱場(展望場)からの、追っ掛けなので、既に、鍋倉駅で追い抜いていた。
やはり焦りは厳禁、間に合わなければ、それで良いと思う心が、肝心です。


茜堂-重連(C571+C56160)津和野

船平山駅〜津和野駅、旧道俯瞰、C57 1号機+C56 160号機、

後追いでの全編成が、綺麗に収まっています
既に、折返し撮影用の三脚が、5本置かれていたが、昼食タイムに出掛けたのか、人影は見当たらなかった。



茜堂-重連(C571+C56160)津和野

船平山駅〜津和野駅、旧道俯瞰、C57 1号機+C56 160号機、

カマが、本門前踏切前に、差し掛かろうとしています。
本門前踏切には、大勢のギャラリーが集っています。折返し撮影時には、更に、増える事でしょう。
この地点からの、追っ掛けは旧道越えよりも、可成り熾烈なコースとなります。

さて、撤収後、町へと降りて昼食です。
上り列車の撮影ポイントは、長門峡駅迄の何処かを考えたが、ユックリしたいので、長門峡駅の発車とした。
撮影的には、ハードを卒業し、ソフトにおサボリです。


茜堂-長門峡駅 茜堂-長門峡駅駅名標

左=長門峡駅駅舎。右=長門峡駅駅名標。
質素な作りの駅舎、中には木彫りの置物が、駅名標は、レトロな平仮名右書き表示です。


茜堂-長門峡駅ホーム 茜堂-長門峡駅ホーム

左=長門峡駅ホーム、渡川方。右=長門峡駅ホーム、篠目方。
一面一線のひなびた、山間のホーム、ホームの外れには、重連の停車位置表示板が、掲げられています。


茜堂-長門峡駅ホーム 茜堂-長門峡駅ホーム

左=長門峡駅ホーム、客車位置表示。右=長門峡駅ホーム、客車車両表示。

ホームには、やまぐち号用の停車位置表示が、記されています。
長門峡駅には、ハード仕業をサボり、発車の2時間以上も前に到着、岩倉踏切には、バミリ用の三脚を設置し、周りを散策する。
流石に、岩倉踏切には、当然乍らこの時間帯には誰も居ない。

道の駅長門峡で、ショッピングを楽しんだり、ポケモンGOを楽しんだりして、時を過ごす。
道の駅内に2箇所、長門峡口に1箇所、篠生郵便局に1箇所、
さて何でしょう、ポケストップの数です。

この4箇所を、見知らぬ少年少女達と、3ストロークも歩いた。
老いたりとも健脚では、若者には負けない、毎日欠かさず6.1Kmの山里ウォーキングと、
山里ランニング2.4Kmを、こなしているのですから。


茜堂-重連(C571+C56160)長門峡

長門峡駅〜篠目駅、発車直後(道の駅長門峡向かい)、岩倉踏切、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

撤収後、一路新山口駅へと、帰路に就きます。
あわよくば、山口駅の発車が拝めればと、妄想が頭の中を駆け巡る。


茜堂-重連(C571+C56160)山口

山口駅〜湯田温泉駅、発車直後、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

カメラを構えたと同時に、二連の汽笛が響き渡った。
駅の発車から、17カットを納める。間に合った経緯は、下段にてご覧あれ。



茜堂-重連(C571+C56160)山口

山口駅〜湯田温泉駅、発車直後、C57 1号機+C56 160号機、9522列車。

国道9号(山陰道)は、もみじ茶屋辺りで、雲行きが怪しくなり、
木戸山越えの流れが悪くて、随所で渋滞に遭遇、山口駅発車撮影は、既に諦めムードが漂う。
山口バイパスに入ると、一転して車の流れがスムーズに、一縷の望みに掛ける事にし、追っ掛けを続行する事にした。

駅通りに入ると、両側には、山口祇園祭の露店が立ち並び、開店の準備で大混雑。
交通規制の掛かる前、慎重に且つ安全に、亀スピードで駅へと進める。
車を止める場所が無いので、急遽、線路横の山口祇園祭関係者用の駐車場に、止めさせて頂いた。

祭関係各位様、駐車場警備の方々、誠に有難うございました。
お陰様でベストなアングルで、撮影を物に致しました。

全ての撮影を終え、新山口駅へと帰路に就く。
新山口駅東の踏切を越える際、C56 160号機と遭遇する。撮影はせず会釈をして別れる。
ターンテーブルの待避線に、駐留されて居た。


茜堂-筑前大分駅POS券

平成28年8月24日、乗車券(復)、新山口〜筑前大分、(新山口、新幹線、博多、篠栗線経由)、JR九州、筑前大分駅POS発行。

今回の旅の記念品、駅スタンプを掲載しておきます。


茜堂-駅スタンプ新山口駅

平成28年8月23日、押印、わたしの旅スタンプ印(切符対比80%縮小)、広島支社印(青色丸形)、新山口駅。

SLやまぐち号と山口の玄関駅、山陽本線、新山口駅。
平成19年10月14日から行われた「TRAIN+」企画で、他の支社印に先駆けて、設置されたもので、終了後の現在でも残されています。

SLの煙突には、C57には不評だった、無骨で厳めしい集煙装置が、装着されています。
尚、駅スタンプは他のページ同様、80%の縮小としています。
以下は、懐かしの切符と駅スタンプです。


茜堂-駅スタンプ山口駅
茜堂-駅スタンプ山口駅

左=駅スタンプ印(切符対比80%縮小)、SLやまぐち号、山口駅。
右=わたしの旅スタンプ印
(切符対比80%縮小)、広島支社印(黒色角形)、山口駅。

SLやまぐち号、山口駅、ザビエル記念聖堂の印の、C57には、無骨で厳めしい集煙装置が、撤去された姿となっています
右側の、わたしの旅スタンプ印の五重塔は、室町時代の大内義弘が、現在の場所に香積寺を建立した、後年に建立されています。
現在の瑠璃光寺は、その200年程後に、仁保瑠璃光寺から移転された、曹洞宗の寺院です。


茜堂-駅スタンプ山口駅

昭和8年3月25日、押印、駅スタンプ印(切符対比80%縮小)、山口驛。

ザビエル記念聖堂のクルスの中に、瑠璃光寺の五重塔が収まり、神と仏が同居しています。
戦前の事とは言え、キリスト様の象徴の中に、お釈迦様が居られると言う、可成り奇抜なデザインとなっています。


茜堂-赤線入場券山口駅

昭和36年10月11日、普通入場券、山口、10円、山口駅発行、広島印刷場10円1期券、国鉄。

やはり入場券は、古の三等客車の赤帯を思わせる、赤線券が素敵です。


茜堂-入場券山口駅(20円) 茜堂-入場券山口駅(20円)

昭和41年7月24日、昭和43年8月12日、普通入場券、山口、20円、山口駅発行、広島印刷場20円1期券、国鉄。

同じ、広島印刷場20円1期券ですが、それぞれ、裏面の発行駅窓口を表す符合の様式が、
アルファベット(左裏面)から、数字(右裏面)に、変わっています。




SLやまぐち号撮影後記。

平成25年7月28日の豪雨災害で、地福駅〜津和野駅間(190Km)が被災し、同区間は、1年近くも不通となっていました。
平成26年8月23日に全面復旧し、待望の運転が再開されましたが、撮影ギャラリーにとっては、その修復は真新しく、不自然で有ったが、
鍋倉駅近くの新品となった橋梁も、白井の里辺りの川沿いの、現代工法化された軌道も、それぞれ馴染んで来た様です。

今回の撮影でも、ギャラリーのマナー向上が顕著で、撮影ルールを逸脱しない。
何処で撮影をしていても、皆さん穏やかで、当たり前の事ですが、人としての格をお持ちでした。
ひとえに、地元との協調融和を、積み重ねて来られ、撮影指導をされる等、山口線SL運行対策協議会様の、日頃の努力の賜物だと思われます。

山口駅では、予想だにもしていなかった、山口祇園祭の開催日、駅前は交通規制の掛かる前で、ごった返す中、
祭関係者専用となっていた、駅横線路際の駐車場に進入させて下さった、警備の方々に改めまして感謝申し上げます。

最後の山口駅発車は、余録扱いにしていたが、撮影が出来た事は幸運の極みです。
ハッピーエンドと言う事で、今回も締め括りたい。


■平成29年1月3日=追加補足

C56 160号機は、12月24日〜25日に、DD51 1043号機(関)を従え「SLクリスマス号」で出場し、
翌年(平成29年)1月1日〜3日には、同じくDD51 1043号機(関)を従え「SL津和野稲荷号」で出場しています。




撮影地の名称は、必ずしも駅名を表すものでは有りません。
掲載写真は、茜堂による原盤ネガ及び、デジタル原版からの画像の為、無断複写は禁じております。

解説に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
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