鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2018/6/14/THU=地下鉄も地図式がお好き
福岡市交通局、福岡市営地下鉄1号線姪浜駅(定期券売場)発行の、地下鉄社地紋入の、それは立派なA型硬券での、地図式片道連絡乗車券。
その出立ちは、細かな路線図が入り組んで作図され、目を凝らさないと視認出来ない位に、情報量がびっしりと詰め込まれていて、
一目で、「国鉄九州総局の末期地図式A型券」と、同じタイプの物で有る事が分かります。
   

硬券切符類は、福岡市営地下鉄で、独自に印刷出来る物でも無く、国鉄の門司乗車券管理センターに、外注しています。
当時は、空港迄延伸されず、終着の博多駅から国鉄線へと連絡され、今は無き、勝田線も描かれ、繊細で綺麗な活版印刷が施されています。
この当時の、本家での同様式(小児断線は無く、大人、小児専用券ですが)の発行は、西小倉駅、東郷駅、南宮崎駅の僅か3駅のみでした。
   

初めて、都心部に地下鉄を走らせた、福岡市交通局では、国鉄が発行しているA型の地図式券に、憧れが有ったのだろうか、
国鉄では、既に、A型の地図式券は、撤退の兆しが有った時代では有るが、やはりステータスとして、口座に鎮座したかったので有ろうか、
然し乍ら、斯様に作られたA型の地図式券ですが、何処かで情報を聞きつけた、東京の業者が、買い占めに走ってしまいました。

   

お陰様で、今では希少な黄金チケットに、変貌してしまいました。そして福岡市営地下鉄の姪浜駅も、儲かった事でしょう。
何せ乗車もしないのに、単価の安い紙券を、札束を積んで、大量に購入してくれたのですから、東に足を向けて寝る事は出来ません。
さて、当時、買い占めに走った東京の業者様は、売りさばき、こちらも儲かった事でしょう。三方全て得現象なのです。
   
先ず、姪浜駅は乗車しないので丸儲け、東京の業者は、切符愛好家に売りさばいた(転売)ので、利益が生まれる。
切符愛好家は、地図式券の情報を知り、手間隙掛けずに頂戴出来る。所謂、目出度しメデタシの「三方全て得」な状況なのです。
一枚の紙片で、鉄道事業者が潤い、経済が潤い(印刷、流通)、転売業者が潤い、切符愛好家が喜び、飽きたら転売し儲ける、正に練金なり。
   


茜堂-地図式(姪浜〜450円)表 茜堂-地図式(姪浜〜450円)裏

昭和60年3月7日、地図式乗車券、姪浜〜450円、姪浜駅発行、福岡市交通局、社赤地紋。

福岡市交通局は、福岡県福岡市内で、公営交通事業を行う、福岡市の地方公営企業の一つで、地下鉄事業のみを行っています。
実は、福岡市内を走る路線バスは、福岡市交通局の物では無く、西鉄が運営をしていて、グループの保有台数は、日本一を誇ります。
また、昔、福岡市内を走っていた、路面電車(チンチン電車)も、実は、西鉄電車が運営をしていました。
   
地下鉄は、昭和56年7月26日、1号線「室見駅〜天神駅間」が開業し、福岡市地下鉄1000系電車が、営業運転を開始しました。
昭和57年4月20日、1号線「天神駅〜中洲川端駅間」が延伸開業し、昭和58年3月22日には、1号線「姪浜駅〜室見駅間、及び、
中洲川端駅〜博多駅(仮)間」が、延伸開業し、相互(国鉄筑肥線)直通運転を開始。国鉄103系1500番台電車が、乗入れを開始します。
   
昭和59年1月20日には、ワンマン運転を開始し、昭和60年3月3日、1号線「博多(仮)駅〜博多駅間」を、延伸開業しました。
尚、博多国際空港迄の延伸は、可成り時間が掛かり、平成5年3月3日、1号線「博多駅〜福岡空港駅間」が、延伸開業(全通)いたします。
同日、1号線に空港線、2号線(本線の詳細は、地図券とは関係無く、当頁では割愛致します)には、箱崎線の愛称が、付与されました。
   

茜堂-地図式(姪浜〜60円)表 茜堂-地図式(姪浜〜60円)裏

昭和48年7月23日、地図式乗車券、姪浜〜60円、姪浜駅発行、国鉄、JNR青地紋。
   

茜堂-入場券(筑前蓑島) 茜堂-入場券(筑前高宮) 茜堂-入場券(小笹)
茜堂-入場券(鳥飼) 茜堂-入場券(西新) 茜堂-入場券(姪浜)

昭和58年3月8日、普通入場券、筑前蓑島、120円。普通入場券、筑前高宮、120円。普通入場券、小笹、120円、国鉄。
昭和58年3月8日、普通入場券、鳥飼、120円。普通入場券、西新、120円。普通入場券、姪浜、120円、国鉄。

昭和58年3月22日、国鉄筑肥線「姪浜駅〜唐津駅間」の電化が完成し「博多駅〜姪浜駅間」の電化は、別ルートで
福岡市営地下鉄が受持ち、
国鉄筑肥線との、相互直通運転が始まります。それに伴い、国鉄筑肥線「博多駅〜姪浜駅間(11.7km)」は廃線となり、
筑前簑島駅、筑前高宮駅、小笹駅、鳥飼駅、西新駅の5駅を廃止し、姪浜駅が筑肥線の終点となりました。
   
筑肥線の中間駅で有った国鉄姪浜駅は、地下鉄開業と共に、福岡市交通局の管轄駅(地下鉄姪浜駅=駅番号K01)となっています。
   

茜堂-矢印式120円(筑前高宮) 茜堂-矢印式30円(鳥飼) 茜堂-矢印式100円(鳥飼)

昭和48年6月28日、矢印式乗車券、筑前高宮〜120円、筑前高宮駅発行、国鉄、JNR青地紋。
昭和48年7月16日、矢印式乗車券、鳥飼〜30円、鳥飼〜100円、鳥飼駅発行、国鉄、JNR青地紋。

矢印式片道乗車券には、数々の駅名が記されていますが、基山駅は鹿児島本線、筑前大分駅、桂川駅(筑豊本線)は篠栗線の駅で、
基山駅(甘木線)、古賀駅、二日市駅は鹿児島本線の駅で、それ以外の駅は、筑肥線の駅となります。
因に、現在の基山駅は、JR鹿児島本線と、甘木鉄道(第三セクター)の甘木線の、2路線が乗入れる共同使用駅となっています。
   
当時の筑前高宮駅は、西鉄天神大牟田線の西鉄平尾駅が、近くに有りましたが、連絡はされていませんでした。
原稿に、些か余裕が生じましたので、西鉄平尾駅の駅名ミステリーを、少しばかり紹介致します。
九州鉄道(後の西鉄)の平尾駅の下に、北九州鉄道(後の国鉄)の平尾停車場が、昭和11年1月1日に開業し、二つの平尾駅が存在しました。
   
北九州鉄道の筑肥線平尾停車場は、昭和12年10月1日に、国鉄に移行された後、昭和16年8月10日に、廃止されています。
面白いのは、平尾停車場は、既に存在しないにも拘らず、昭和17年9月22日、西鉄開業時に何故だか、西鉄平尾駅へと改称しています。
筑前高宮駅の前身は、新柳町駅でしたが、平尾の地名度が高い為、戦後、平尾駅に改名する事を、危惧したのやも知れません。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による原盤ネガや原盤ポジからの画像やデジタル画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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