鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2017/8/9/WED=通用は当日限りですから
着駅の堀江駅は、昭和2年4月3日、予讃線の伊予北条駅〜松山駅間開業時に、同時開業された旅客駅です。
昭和40年後半に、無人化(簡易委託化)される迄は、昭和57年7月1日に廃止された、仁堀航路(呉市仁方港〜堀江港)の乗換駅で、
比較的大きな待合室や、キヨスク等も設備し、一部の急行列車も停車する、活気の有る準主要的な駅でした。
   
現在は、相対式2面2線(一線スルー)のホームを持ち、旧駅舎は解体撤去され、ワム80000の転用駅舎となっています。
一線スルー(one line through system 若しくは、single line through type station)とは、分岐点の直線側の線路を、通過車両が使います。
当時の面影は全く無く、可成り寂しげな駅舎に変貌、
今や昔、栄枯盛衰、栄枯浮沈、盛者必衰、いつかと切に願うばかりです。
   
因みに、仁堀航路は、昭和21年5月1日に、航路開設した、国鉄連絡線(仁方駅〜堀江駅)でした。
国鉄連絡線の廃止以降は、呉・松山フェリーのみが、堀江港〜阿賀港(最寄駅=安芸阿賀駅)間で、運航されていましたが、
平成21年6月30日を最後に、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)を起因とし、こちらも廃止され、それに伴って、堀江港も衰退しています。

   

茜堂-仁堀航路
路線図の中央に位置するのが、国鉄の仁堀航路です。
呉線の仁方駅から、予讃本線の堀江駅迄を、洋上で結んでいます。
   
仁方駅〜堀江駅間の実距離は、37.9Kmですが、
民間航路との運賃調整での擬制粁で、営業距離70.0Kmとなっています。
   
仁堀航路で、使用された船舶は、
長水丸、水島丸、映海丸、五十鈴丸、安芸丸、瀬戸丸。
瀬戸丸のみが新造船で、他は転用船と改造船が、当てられていました。

国鉄監修、交通公社の時刻表、1973年9月号、抜粋。

在りし日の、仁堀航路、流石、国鉄の航路だけ有って、他社線とは異なり、破線乍ら、本線と同じ太さで表現されています。
西瀬戸自動車道(しまなみ海道)は、平成18年12月12日に正式全通した、本州四国連絡道路の3ルートの一つで、最も西側に位置し、
尾道市〜向島〜因島〜生口島〜大三島〜伯方島〜大島〜今治市を、結んでいます。
   

さて、こちらの松山駅〜堀江駅の乗車券には「通用発売当日限り」の文言に、アンダーラインの強調線が、付けられています。
悪天欠航しても、本券は関与致しませんので、翌日は別途となりますから、改めて乗車券が必要です、よ、と言う思惑か。
良〜く見て下さい、もう一度言いますが、当切符は「通用発売当日限り」ですので、悪しからず。

   

茜堂-乗車券(松山〜堀江)表 茜堂-乗車券(松山〜堀江)裏

昭和35年1月3日、乗車券、松山〜堀江、20円、3等、松山駅発行、国鉄、JNR赤地紋。

あくまで、鉄道の乗車券や入場券は「有価証券」の、仲間ですので、一定の財産法上の権利や、義務に関する記載が成されています。
然し乍ら、一般の乗客には、斯様なややこしい権利や、義務等の存在は、一分一厘とも、脳裏には存在していません。
故に、船舶の欠航時等で、乗車券の翌日使用等の権利を、主張する善意の乗客が、多発する事となる。
  

鉄道側も、心苦しいでしょうが、権利、義務が、狭い券面に正しく、且つ、簡潔丁寧に記されていますが、然し乍ら感も出て来ます。
その為「発売当日限り」の下に、印刷での組版時に、手間隙掛けて、強調線がわざわざ、置かれているのでしょう。

良〜く見て下さい、もう二度言いますが、当切符は「通用発売当日限り」ですので、悪しからず。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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