鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2017/7/18/TUE=夏でも涼しい筑前大分駅の七不思議
天気の良い日には、跨線橋から遥か遠くの英彦山が、山々の合間から可成り大きく、直ぐ近くに見える事が有ります。
ここ数年、滅多に拝める事は無いが、空気の澄んだ正月が狙い目で、涼しい秋の目映い午後もお薦めです。
実は、筑前大分駅から、霊峰英彦山迄は直線距離で、約30.25km(18.79マイル)も有ります。
   

西の方向に位置する、広大な大地に構える、彼の国からの、有り難く無い贈り物(PM2.5)が、少なかった昔は、
目の覚める様な
青空と、光り輝く白い雲、目映いばかりの山々の緑が、眼球を通して、脳に刺激を与えてくれていたのですが、
昨今は、ドンヨリ(空と鼻)として、脳の活性にも多少なり共、影響が出ている様です。
   


茜堂-筑前大分駅(英彦山) 茜堂-我家(英彦山)

跨線橋から東を望む、霊峰英彦山。ほぼ同じ距離に位置する、我家から東の眺望ですが、駅から望むと近くに感じられます。(同比率)
駅からは、英彦山手前の山脈が、低くなっている所から、英彦山の背丈が、若干多く露出しているのに加え、
駅手前の山肌が、英彦山の小さく窄んで行く、北側を隠している為、錯視現象で大きく感じて、近くに見えます。





■不思議-其の弐

駅北側には、瀟洒な一戸建てが広がり、人口も増えたのに、改札口迄の道程が、何故かそれを阻むかの様に、可成り険しい。
博多寄りのホーム先端に位置する橋梁、片側のみのに設置されている、専用歩道の壁からガードパイプ迄は、僅か51cm。
筆者は辛うじて通れるが、おデブさん(ふくよかな方)には、筑前大分での、最大の難所となっている。
   

この専用歩道を、通れない方々、或は、通りたく無い方々は、自転車を引くオバサン(左画像)の様に、路肩通行を余儀なくされる。
お相撲さんや乳母車等は、県道90号の路肩を通らなければならない。とても、可成り、そして極めて、デンジャラスな道程で有る。
尚、駅の東側の、少し離れた所に、線路を潜れる市道が有るが、専用歩道が無い、但、車の数が殆ど無いのが救いでも有る。
   


茜堂-筑前大分駅(橋梁) 茜堂-筑前大分駅(橋梁)

考えられない位、狭い歩道。右上側には直ぐホーム、駅への通行は、駅前道路と交差の信号機スルー側の路肩を、皆さん通行します。
県道90号は、福岡へ抜ける北側の県道60号と、南側の県道65号を最短で結ぶ、最後の道路の為、至って大型車両が多い。
その為、ここの中央線(黄色)のみ、反対車線へはみ出すタイヤで、薄くなっています。

通過する、トラック等の大型車両同士の離合も、極めてデンジャラス。遅く来た方が、手前で待つ場合も有ります。
線路を挟み、手前と先方には、道路の両側に、ゴージャスな歩道が完備されて、砂時計のオリフィス(くびれ)となっています。
どれだけ、車道も狭くなってるのかは、左の白線(外側線)の途切れが、物語っています。





■不思議-其の参

待合室は、風が南側からホームの有る、北側へ抜けるので、夏は超涼しい。
駅迄歩いて或は、全力疾走で走って間に合わず、汗ばんだ体を、クールダウンするには絶好の場所だ、シャツも直ぐ乾く。
勿論、入場料金を取られる事が無いので、通行する電車を眺めているだけでも、心地良い。夏の鉄ちゃんには、バラダイスで有る。
   

上州名物空っ風の様に、かなりの風が快速の如く通過する。上州には住んだ事が無いが、その様な風が吹く。
因に、空っ風とは、大きな山々(当地=三郡山)を越えて、吹付ける下降気流の事を指します。
山越えの際に、温度、気圧共に下がるので、空気中の水蒸気が雨となり山に降る事で、山越えの風は乾燥した状態となる。・・らしい。
   


茜堂-筑前大分駅(待合室) 茜堂-筑前大分駅(待合室)

夏場は冬場と違い、駅舎前の扉は全開です。心地良い乾いた風が、ホームへと抜けて行きます。
左側の画像は、三郡山で右にショウケ越(ショウケ峠)、左には雲隠れ中の米ノ山峠。改札の奥には、八木山峠が望めます。
篠栗隧道を抜けると、田舎から、九州随一の大都会、花の都博多へと滑り込みます。夜は山の頂きの背景が、都会の灯火で明るくなります。

因に、ショウケとは、竹編のザルで、神功皇后が現在の宇美町で、応神天皇を出産した際に、ショウケの籠に入れ峠を越えた事から、
その名が付いたとされ、当地で護衛の軍を大きく分けた(解散)事から、大分(だいぶ)の名が付きました。




■不思議-其の四

駅の窓口では、切符の他に、タバコも購入する事が出来ます。勿論、タバコだけでも購入が可能です。
駅の向かいの、農協系(Aコープ)の店舗では、大概の物は揃うが、タバコだけは買えないので、買物袋を持ったお客さんが、
横断歩道を渡った後、17段も有る階段を上がって来ます。そして帰りも17段も有る階段を、下ってお帰りになられます。
   

大層な努力です。どうしても一服したいのでしょう、筆者には痛い程、その心情察するに余り有るものがあります。
一言申し添えておきますが、筆者は、タバコを嗜まないので、実は、どうでも良い事なのです。
天空に立上がる、カマの煙は大好きですが、タバコの煙は、迫力に欠けるので、どうも好きになれません。
   

茜堂-筑前大分駅(階段) 茜堂-筑前大分駅(階段)

結構な高台に、駅舎が建てられています。乗客以外に、タバコを求めてのお客様も、駆け上り下って行きます。
上りホームへは、筆者の様なご老体には、少し辛い。17段を駆け上がり、更に、30段を登り、そして、31段を下って行く。
頼れるのは、ご自身のおみ足のみ、若者や健脚なご老体には、都合、78段のトライアルコースが楽しめます。




■不思議-其の伍

跨線橋の階段の数が、何故か、下り(博多方面)線側と、上り(直方方面)線側の数が違うのです。
因に、下り(博多方面)1番線側は30段で、上り(直方方面)2番線側は31段である。これは、設計技師のミスや怠慢では有りません、
筑前大分駅は、緩やかなカーブの為、カントの関係で内カーブ側の、ホームが低くなっています。
   

カントとは、列車がカーブを通過する際、カーブの外側に遠心力が働く事から、内側の車輪が浮かない様にする為に、
軌道の外軌(曲線の外側レール)を、内軌(曲線の内側レール)より、高くしていています。この行程差の事を、カントと呼んでいます。

但し、如何にカントが有るとは言え、新幹線カント量を超える様な、
スピードで進入すれば、当然、大事故となってしまいます。
   

茜堂-筑前大分駅(ホーム) 茜堂-筑前大分駅(階段埋没)

列車の通過時に、カーブの外側に遠心力が掛かるので、線路が斜に敷設されています。何となく、右肩上がりでしょう。
両階段の1段目が、ホームに埋没されていますが、実は、電化に因る、電車ドア対応のホームに、後で嵩上げされたからなのです。(以下参照)




■不思議-其の六

ホームの高さが、二段階になっています。気動車(DC)時代のホームから、電車(EC)対応のホームになった為であるが、
そのホームの長さが結構有り、下り線(1番ホーム)では、約154.90m(508.20フィート)も有る。
各駅、下り線ホームは、博多行きの朝の通勤列車の為、乗客の収容を考慮して、斯様に長く造られています。
   

全長20m級の817系が、最大7両編成(2両編成+3両編成+2両編成)で、楽々、1番ホームに入線出来ます。
実は、普通列車のみ、平日ダイヤの直方〜博多(2627Hレ、2633Hレ)、 博多〜黒崎(1624Hレの途中直方迄)で、運転されています。
他駅共々、上りホームのみ6両対応で、1624Hレでは、1両がはみ出ていましたが、現在は延伸されています。

   
博多行き下り1番ホームのアナウンスは、ウットリする様な可愛い女性の声で、対面の上り2番ホームでは、男性の声でのアナウンス。
これは、ホームの乗客にどの番線に居るのかを、解り易くする為で、特に目の不自由な方の為にも、アナウンスを男女で使い分けています。
当駅だけでは無く全国の駅で、使い分けられていて、圧倒的に、下りが女性で、上りが男性のアナウンスとなっています。
   


茜堂-筑前大分駅(ホーム) 茜堂-筑前大分駅(7両編成)

両先端には、結構な高低差が有るホームですが、電車時代のホームへとかさ上げされた、気動車時代のホームの遺構です。
堂々たる、7両編成、朝の日差しに輝く車体、仕事と学業を旨とする、乗客達が意気揚々と乗車しています。
残念乍、停車中の2633H列車は、上り列車2両編成と被る為、上りがファインダーから抜ける頃、2633H列車は動き出す。

筑前大分駅、午前7時23分発、2633H列車7両編成=817系V110編成2両+813系R1002編成3両+817系V2007編成2両。
先頭から、銀の艶消し1000番台2両、銀の1000番台11次車黒色改3両、白の2000番台2両と、賑やかでカラフルな混合編成です。
今年の春頃は、午前7時07分発の2631H列車が、7両編成でしたが、当スジへと変更されている様です。




■不思議-其の七

摩訶不思議、七不思議と銘打って、六ッしか無いと、お思いの皆様、実は七ッ目が無いのが、七番目の不思議なのです。
と、言う落ちでは笑えません。ホームのコラムには「長さ」と「高さ」や「階段埋没」の不思議を、まとめてお入れして居ります。
実は筆者も、如何な物かと思いつつ、面倒臭いので、些か強引乍らこれで都合、一つ多いが七ッの不思議としています。
   
これでは、物足らないと仰る真っ当な皆様、お暇な折に駅へとお越し下さり、オリジナルな不思議を、どうかお探し下さいませ。
筆者が、見過ごした不思議な情景や、不思議な機能、或は、不思議の国への扉が、有るかも知れません。
そして、幸運にも「不思議」が見つかり、ご教示下されば、追加補足コラムとして、掲載させて頂きたいと思います。
   
以上、別段、不思議な事柄では無いのだが、取り敢えず気が付いた事を、無理矢理七ッ程並べて見ました、如何でしょうか。
余り役に立つ様な、ネタでは無いのですが、知って損をする事も無いのではと、ほくそ笑んでいます。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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