鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2016/10/21/FRI=絵になった駅風景
鉄道写真の履歴にも、記していますが、筆者は鉄道趣味の傍ら、高校生から憧れの油絵を嗜んでいて、
その腕前は中の上程度で、学生時代にアンデパンダン展や、太陽展で、運が良かったのか、入賞を頂戴しています。
題材は、神戸北野町での風景や、洋館等を、主に描いていましたが、自宅では秘密裏に、汽車を描いていました。
   

キャンバスの機関車は、いささか陳腐で、結局、誰にも披露せず、別の作品の下地となっています。
陳腐な要因は、機関車が大きく主役になっている為で、写真では迫力が有るが、絵画的には訴求点が、些か稚拙で有る。
写真でもそうだが、風景の中にワンポイントで列車を配する、斯様な余裕が必要な物で有る。
   

今回、紹介するのは、筆者の作品では無く、朝隈敏彦氏が描く、画題「筑豊鉄道」なる、F10号の油絵で有る。
作者を紹介すると、昭和29年生、福岡県北九州市出身で、県美術館グループ展、市美術館グループ展等に出品され、
市展、県展に入選をしている、飛翔会会員、應美会会員で、鉄道、一般風景や神社等の、魅力有る風景画を描いておられます。
   
平成24年度版、美術年鑑531頁記載によると、美術年鑑評価が、F10号=540,000円となっています。
尚、この作品と同じ題材で、小さなサイズ(SMサイズ=227×158mm)の油絵を、多数枚、世に出しています。
筑豊鉄道を描いていますが、場所の説明等は有りませんが、見た限り、平成筑豊鉄道田川線、勾金駅だと推測されます。
   


茜堂-油絵(筑豊鐵道)

朝隈敏彦が描く、画題「筑豊鉄道」F10号、平成筑豊田川線、早朝の勾金駅と飯岳山。

山名の正式名称は、大坂山(おおさかやま)で、別名を飯岳山(いいだけさん)と言われています。
国土地理院の地図では「飯岳山(大坂山)」と、飯岳山の後に括弧付きで、記されていますが、峠名は大坂峠と呼ばれています。
京都郡みやこ町と、田川郡香春町との境界に位置する、標高573mの低い山乍ら、眺望満点の山となっています。
   

茜堂-地図式乗車券(勾金40円)表 茜堂-地図式乗車券(勾金40円)裏

昭和47年8月20日、地図式乗車券、40円、勾金駅発行、国鉄、JNR青地紋。

券面から、勾金駅の位置関係や、網の目の様に広がる、当時の筑豊の路線が良く分かります。
油絵の列車は、正面の尾灯に、赤が灯っていない事から、柚須原方面から進入してくる、上り列車(気動車)で有る事が分かります。
   

茜堂-勾金駅観光看板

平成筑豊鉄道、勾金駅駅舎横駐車場内設置、観光案内看板、平成26年1月4日、撮影。

勾金駅は、明治18年8月15日、豊州鉄道の香春駅(初代)として開業し、旅客と貨物の営業を開始します。
明治34年9月3日、豊州鉄道は九州鉄道に合併され、九州鉄道の香春駅(初代)となります。
更に、明治40年7月1日には、九州鉄道の国有化によって、国有鉄道の香春駅(初代)となります。
   
明治42年10月12日、線路名称制定により、当駅を通る路線を、田川線(行橋駅〜田川伊田駅間)と、命名されます。
昭和18年5月1日、香春駅(初代)から勾金駅に改称され、旧小倉鉄道の上香春駅が、香春駅(2代目)となります。
昭和62年4月1日に、国鉄分割民営化に寄って、九州旅客鉄道(JR九州)と、日本貨物鉄道(JR貨物)に、継承されました。
   
平成元年10月1日には、第三セクター化され、平成筑豊鉄道に転換され、平成筑豊鉄道田川線の、勾金駅となります。
また、同駅にはネーミングライツにより、平成21年4月1日に「田川高校前」の愛称が付いています。
現在の勾金駅(電報略号=カネ、行橋起点=23.6Km)は、2面2線の対向ホームを有する、無人の地上駅です。
   

茜堂-勾金駅構内

平成筑豊鉄道、勾金駅構内、平成26年1月4日、撮影。

構内の下り方向の画像は、絵画のイメージを損ないますが、敢えて、掲載を致しましたので、お許し下さい。
駅舎側の対向ホームの裏側には、且つて使用されていた、線路跡が、まだくっきりと残っています。
それぞれのホーム端に有る、平成筑豊鉄道の特徴的な背の低い、二灯式出発信号機が、絵にも上り線に大きく描かれています。
   
絵の可愛い小さな列車(気動車)は、雰囲気的には、キハ58風で、平成筑豊鉄道の旧塗装風に、あしらわれています。
尚、絵の原風景を、早朝の勾金駅と飯岳山と、勝手に判断をしておりますが、そうで無いやも知れません。
画家さんへの、聞き取りはしておりませんので、あくまで、茜堂筆者の推測で有る事を、ご了承の程お願い申し上げます。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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