鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2016/9/16/FRI=目出たい駅無人化券
昭和58年3月8日に、無人駅化された、目出駅の入場券に、真っ赤な鯛の影が、中央にあしらわれています。
ここは、鯛の産地では無く、単に語呂合わせの「目出」に「鯛」で「めでたい」を、表しています。
以前には、厚狭駅〜目出駅の乗車券が、朝(厚狭)からめで(目出)たいと言う、語呂合わせから売れた事が有りました。
   
因に「めでたいは」は、漢字では「目出度い」や「芽出度い」等と、表記されますが、
実は、いずれも当て字で、語源とは全く関係が有りません。勿論「目出鯛」等は、全くの当て字では有るが、
赤色がめでたいとして、 お祝いの席で良く登場します。その為、七福神の恵比須様は、釣竿で鯛を釣り上げた姿をしています。
   
語源は、愛(め)でるで、賞賛すると言う意味の「めづ(愛づ)」の、連用形から来ていて、
その「めで」に、程度の甚だしいの様相を示す、形容詞で有る「いたし(甚し)」が、付いた「めでいたし」で、
その短縮形として「めでたい」が、派生しています。つまり「賞賛する以外に無い程素晴らしい」が、原義となっています。
   
さて、駅が無人化されて、駅の機能が著しく損なわれる事の、どこが「目出度い」のか、良く分かりません。
少なくとも、乗客にとっては、サービスが低下する訳だから、余り目出度い事では無い様だが、
鉄道社側では、駅の管理費、人件費が大きく削減出来る訳だから、もう小躍りする程、素晴らしく目出たいのです。
   
目出駅駅舎から、寂しくも駅員が居なくなる、やはり、目から出るのは、鯛では無く、惜別の涙で有ろう。
駅員の労をねぎらうと言う事に、細やかな記念で、鉄ちゃん向けの、企画入場券の活用と言う事と、
鯛だけに、目鯨(めくじら)を立てる事は無いと、言う事で、この語呂合わせに付いては、筆を置きたいと思います。
   


茜堂-目出駅入場券(表) 茜堂-目出駅入場券(裏)

昭和58年3月7日、入場券(無人化最終日券)、目出駅、120円、目出駅発行、国鉄。

さて、筆を早々に置いた加減で、文章量が極端に少なくなったので、目出駅の生い立ちでも紹介致します。
島式ホーム1面2線で、交換設備を有する、改築された地上駅ですが、平成21年7月1日のダイヤ改正以降、列車交換は皆無です。
本山支線では、平成15年頃迄、旧電クモハ42形が活躍をしていましたが、現在は全線、123系電車が入線しています。
   

茜堂-目出駅駅舎

小野田線、目出駅駅舎、JR西日本、平成28年9月9日、撮影。

駅の電略は「メテ」、キロ程は居能起点で9.7Km、宇部新川からは11.5Km、駅舎の右側にトイレを設置。
敷地内には、自動券売機等の設備は無く、駅舎は山口地域鉄道部管理で、駅前には過分な駐車スペースが、設けられています。
   

茜堂-目出駅ホーム出入口

小野田線、目出駅ホーム出入口、JR西日本、平成28年9月9日、撮影。

島式ホームへは、駅舎から少し離れていますが、道路と河川の関係上、斯様な配置となっている様です。
ホームに上がると、有帆川からの風が心地良く、磯の香りを運んでくれます。
   

茜堂-目出駅ホーム(小野田方) 茜堂-目出駅ホーム(南中川方)

左、目出駅ホーム、小野田方。右、目出駅ホーム、南中川方、JR西日本、平成28年8月8日、撮影。

ホームは、有帆川の堤防沿いに有り、以前は、工場からの引込み線が、写真右の右手奥へと、続いていました。
小野田線は、雀田駅から分岐する、Y字型の特殊な路線からなり、雀田駅からY字の底辺に有る、長門本山駅間は支線となり、
本山支線、長門本山線、或は、本山線と呼ばれています。また、目出駅は小野田駅起点では無く、居能駅起点となっています。
   
大正4年11月25日、小野田軽便鉄道が、小野田駅〜セメント町駅(現、小野田港駅)間で、開業した際に開業します。
大正12年6月25日には、小野田軽便鉄道が、小野田鉄道に、社名変更をしています。
昭和18年4月1日に、小野田鉄道が戦時統制に因って、国有化され、国有鉄道小野田線の駅となりました。
   
昭和22年10月1日、それまでの小野田線が、宇部西線に編入される事となり、当駅も宇部西線の所属駅となりました。
昭和23年2月1日に、宇部西線が現行の小野田線に再度改称され、当駅も小野田線の所属駅となります。
無人化最終日を、昭和58年3月7日に迎え、翌日8日に、完全無人駅化され、JR西日本の現在に至っています。
   
無人化されるだけの事は有り、一日の乗客数は一桁と思われる位、閑散としています。




■平成28年9月28日=追加補足

以下に、目出駅迄の行路と、使用前切符と画像を追記致します。

   

茜堂-往復乗車券(筑前大分〜小野田)

平成28年9月9日、往復乗車券、筑前大分〜小野田、桂川、折尾経由、4180円、筑前大分駅発行、JR九州、JR九青地紋。

筑前大分駅で、POS発券が出来なかった為、少し小振りな、駅員さんの手書きによる、記入式補充
往復乗車券です。
在来線経由か新幹線経由かの、記載が無い乗車券ですが、金額的に全線在来線扱いとなっています。
小野田駅から、目的の目出駅迄は、過疎路線ですので、徒歩行程への切替を余儀なくされる為、乗車券では割愛しています。
   
発着乗換行路(往路)
筑前大分駅(0810発-813系黒-2624Hレ)〜(0840着)直方駅(0846発-キハ40系-6526Dレ)〜(0911着)折尾駅2H、
折尾駅5H(0923発-813系赤-422Mレ)〜(0952着)門司駅(0953発-415系-5144Mレ)〜(1000着)下関駅、
下関駅(1001発-115系-3328Mレ)〜(1040着)小野田駅〜徒歩(有帆川西回り1.82Km)目出駅。
   
所要時間=2時間30分、乗車時間=2時間5分、乗換回数4回、折尾駅以外は、同じホーム面での待機車両への移動となります。
上記所要時間については、規程上の数値です。当日は、鹿児島本線折尾駅発時点で、既に3分の遅れが発生しています。
下関駅での乗換時に、JR西日本の車掌アナウンスで「JR九州の列車が4分遅れの為、4分遅れで出発しています」の、案内が有りました。
   
九州から乗入れた筆者も、関係の無い事ですが、何だか本州の方々にお待たせし、大変申し訳ない気持ちに、なってしまいました。
小野田駅迄は、待たす事が有っても待つ事は無いので、順調な回復運転を行い、無事定時近くで6番線に入線。
   

茜堂-小野田駅115系 茜堂-目出駅

小野田駅6番線、3328M列車、115系、T-12編成、JR西日本、下関総合車両所。目出駅駅名標、平成28年9月9日、撮影。

小野田駅迄乗車した、115系2連のT-12編成(Mc1537+Mc1621)、山口カラーの橙色が、目に眩しい。

発着乗換行路(復路)
目出駅〜徒歩(有帆川東回り1.56Km)小野田駅(1229発-115系-3323Mレ)〜(1309着)下関駅3H、
下関駅9H(1312発-115系-5169Mレ)〜(1325着)小倉駅3H=小倉駅5H(1331発-813系赤-4249Mレ)〜(1353着)折尾駅4H、
折尾駅2H(1400発-817系-6537Hレ)〜(1419着)直方駅(1425発-813系赤-4647Hレ)〜(1443着)飯塚駅=ドクターWEST撮影、
飯塚駅(1459発-817系-2649Hレ)〜(1510着)筑前大分駅。

復路での乗換は、往路とは違い、直方駅迄の3回の乗換は、全て発着ホームが離れ、アップダウンを伴う移動が大変でした。
また、本来の所要時間=2時間25分、乗車時間=2時間1分、乗換回数は往路と同じ4回でしたが、以下理由にて、5回となっています。
飯塚駅で、ドクターWESTと遭遇すると言う、大ハプニングが発生し、予定外の下車の上、次の列車で筑前大分駅へ向かいます。
   

茜堂-ドクターWEST

飯塚駅3番線、ドクターWEST、キヤ141系気動車、第1編成、JR西日本、吹田総合車両所京都支所所属、平成28年9月9日、撮影。

復路の飯塚駅で、JR西日本のドクターWEST(キヤ検=総合検測車)の随所を、舐める様にカメラに納め、発車を見送った。
キヤ141系気動車は、2両編成2本からなり、吹田総合車両所京都支所(旧京都総合運転所)に、配置されていますが、
画像の第1編成の僚機で有る、第2編成(キヤ141-2、キクヤ141-2)の方は、下関総合車両所新山口支所(新山口駅)に、常駐しています。
   
第1編成は、トップナンバーの、キヤ141-1、キクヤ141-1の2両からなる、編成です。
筑前大分駅で下車した際、駅員さんに確認した所、桂川駅から原田駅へ抜けたのでは、との事でした。
画像データ上、運転席の鞄には、吹田総合車両所京都支所の旧名、京都総合運転所の「京総転21」の、シールが見えます。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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