鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2016/7/21/THU=閉まらずと開かずの踏切
国土交通省が規定する「開かずの踏切」とは、ピーク時1時間当たりの遮断時間が、40分を超える踏切の事で、
全国では、減少する傾向に有るが、九州では、逆に増えている事が、国土交通省の調査で判明しました。
   

国土交通省の、九州地方整備局によると、九州管内に有る踏切、約4,100箇所の内「開かずの踏切」は、
8箇所(福岡市=7箇所、福岡県大野城市=1箇所)の、踏切が該当し、何と、JR鹿児島線の約7キロ区間に、集中しています。
1時間中の遮断時間が長い順に、相生踏切(福岡市博多区=46.9分)、下ノ山踏切(同市南区=44.8分)、平和町1号踏切(同市博多区=44.6分)等。
   

北から、平和町1号踏切、平和町2号踏切、牟田町1号踏切、牟田町2号踏切、下ノ山踏切、原の中踏切、相生踏切、宝珠踏切で、
1〜2つ目の踏切には、平成17年10月1日のダイヤ改正で、上下線外側に通過用の線路が、敷設された竹下駅が、関与しています。
また、駅構内西側は、博多運転区(旧竹下気動車区)が有り、多数の車両が出入りしている事も、原因となっています。
   
7番目の相生踏切では、南福岡駅が、関与していて、本線の多数の列車の運転士が、乗務交代する待避駅でも有り、
待避線側(下り=2番線、上り=4、5番線)で、特急の通過待ちをする列車も多く、更に、隣接する南福岡車両区が有る為、
待避線を使用して分割、併結を行う列車も存在し、また、車両故障が発生した場合、当駅で列車を交換する場合も発生します。
   

その為、踏切内には、6本の線路が横たわり、人車が通過する距離が長い為、自ずと閉塞時間も長くなってしまいます。
踏切内での入れ換え作業や、駅や車両区での入出場時の低速度が、踏切の閉塞時間に、拍車を掛けています。
鉄ちゃん達にとっては、すこぶる楽しい相生踏切ですが、鉄では無い地元住民達の苦労は、如何ばかりで有ろうか。
   


茜堂=南福岡駅路線図

鹿児島本線、南福岡駅構内北側、福岡県道49号大野城二丈線、相生踏切と踏切横断歩道橋、平成28年6月2日、撮影。

開かずの踏切の解決策としては、徒然の事乍ら、踏切を無くす事では有るが、鉄道の高架化は、現状を鑑みて些か難しい物が有る。
やはり、手っ取り早いのは、道路を掘り下げて潜らす事です。つまり、道路のアンダーパス化が有効的です。
鉄ちゃん的には優しく無い、鉄道の高架化だけは、是非、避けて頂きたい物で有る。
   
俯瞰画像の右から、南福岡車両区、南福岡駅、撮影は県道49号(県道大野、二丈線)が通る、相生踏切横の歩道橋から撮影。
相生踏切撮影の6月2日の、翌3日(23時30分)〜4日(5時)迄は、踏切工事中につき車両通行止めの、看板が設置されていました。
車両の横断通行量が多く、距離も長いので、踏切内のメンテナンスも、大変なのでしょう。
   

南福岡車両区は、福岡近郊区間で運用される、近郊形電車の他、JR九州エリアの在来線で運用される、
特急形電車(783系、787系、885系)等も配置され、総勢600両以上が在籍する、
JR九州最大の車両基地となっています。
以前は、南福岡電車区でしたが、平成22年4月21日の組織改正に因って、運転部門と車両、検収部門とに分割されています。
   
運転部門は「南福岡運転区」となり、車両、検収部門は「南福岡車両区」となっています。
また、同時期に、一旦移管した北部九州地域本社から、再度、JR九州本社の直轄となっていて、略号も「本ミフ」に戻されています。
因に、相生橋踏切横断歩道橋(橋長=44m、幅員=3m)は、平成25年10月1日、午前11時から開通しています。
   

茜堂-北古賀踏切

筑豊本線、桂川駅〜上穂波駅間、北古賀踏切、平成28年5月18日、撮影。

開かずの踏切とは真逆な、閉まらずの踏切も、こちらに紹介させて頂きます。尚、後者には別段、国土交通省が規定する物では無いが、
鹿児島本線と繋がり、鹿児島本線をショートカットする筑豊本線の、桂川駅〜上穂波駅間の、北古賀踏切を紹介します。
   
SL時代には、4本の線路が走る時代も有った、筑豊本線ですが、当時から桂川駅〜原田駅間は、単線区間でした。
この区間は、難所で有る「冷水峠」を越える為、複線化もままならず、現在に至るまで単線区間です。
今後共、複線化はおろか、電化される事も無いで有ろう、落莫とした、良く言えば自然豊かな、ローカルチックな区間です。
   
同じ筑豊本線ですが、現在では共々、貨物列車も消え、この区間の列車本数は激減しています。
1日の本数が、平日の上りが8本、下りが8本で、昼間は、平日の上りが2本、下りが3本と、実に長閑です。
鉄では無い、地元住民にとっては、すこぶる喜ばしい北古賀踏切ですが、鉄ちゃん達の悲しみは、如何ばかりで有ろうか。

   

余談では有りますが、冷水峠を潜る、県道路公社の冷水有料道路(飯塚市内野〜筑紫野市山家、5.9Km、通行料普通車210円)は、
並行する一般道の使用が多く、利用促進の為、平成28年5月15日、午前0時から完全無料化されました。





あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による原盤ネガや原盤ポジからの画像やデジタル画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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