鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

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2015/10/15/THU=只のカードがきっぷの不思議
きっぷ(切符)とは、特定の物品購入や、交通機関や、施設の利用サービスの受給に際し、その対価を支払い、
購入または、受給の権利や法律履行の義務を、証する証票の事を指します。
一般的に、鉄道乗車券類は、有価証券と判断されています。
   

刑法上の有価証券では、判例に因ると「財産上の権利が証券に表示され、その表示された権利の行使につき、
その証券の占有を、必要とする物」と、以下に於いて、判定されています。
大判明治42年3月16日刑録15輯261頁、最判昭和32年7月25日刑集11巻7号2037頁、最決平成3年4月5日刑集45巻4号171頁等。
   
また、日本国内で発行され、または、日本国内で流通する物に、限られています。大判大正3年11月14日刑録20輯2111頁。
私法上の有価証券とは異なって、流通性は要求されない。前掲最判昭和32年7月25日。

   

具体的な「きっぷ」とは、乗車券(普通乗車券、定期乗車券)、劇場の入場券、商品券、クーポン、タクシーチケット、
宝くじ、競輪の車券、競馬の勝馬投票券等が、含まれるとされています。

ここら辺りから、道の駅「きっぷ」は、不透明さが増す訳ですが、パロディー的な商品なのでしょう。
   

因に、テレホンカードを含む、プリペイドカード等の、電磁記録化された物も、最終判例では有価証券としています。
面白い物では、握手会整理券が、売買の対象とされた事に因り、握手が出来ると言うサービス受給から、財産価値は明らかで、
東京地裁 2010年(平成22年)8月25日にて、有価証券とした、判例が有ります。

   



2005年2月11日、道の駅鳥海、改正前の在庫流用券で「記念入場券(記念カード)」です。台紙はカード紙を使用。

上越線、信越本線経由、上野駅〜秋田駅間の、寝台急行「鳥海」を思い出します。
   


無日付、道の駅鳥海、現在流通している「記念きっぷ(記念カード)」です。台紙はカード紙を使用。
   
当初は、管轄で有る国土交通省にも申請せず、無断で全国の道の駅に、打診し配布した為、会議の議題に上がり一時問題ともなった。
また、カード名を「記念入場券」として、販売していた為、改札やプラットホームを有しない、道の駅では、誤解を生む表示ともなり、
平成16年(2004年)4月1日に、現在の「記念きっぷ」の名称へと、改められています。

   

更に、鉄道の「記念きっぷ」では、支払った対価に対して、記載の発駅から、着駅迄の乗車が可能で有るのに対して、
道の駅の「記念きっぷ」では、支払った対価に対して、売上に貢献するだけで、道の駅からは何らサービスの受給は得られません。
故に「きっぷ」では無い訳ですが「記念きっぷ」と、命名されているのは何故なんでしょう。

   

多分「駅」と言うのがキーワードで有って、三段論法的に「駅」と言えば「鉄道」で「鉄道」と言えば「きっぷ」なんでしょうが、
その肝心な「駅」ですが、実は古来より我国では「宿駅」の事を言います。平たく言えば「宿場」の事なんです。
その「宿場」の周りに、人が集まり出来た集落が時代劇等で登場する、何とかの宿等の「宿場町」なのです。
   
つまり「道の駅」は「街道の宿場」と、捉えるべきで「きっぷ」とは、全く無縁で関係無いのです。
収集は、何事も楽しい事ですので、私は道の駅「記念カード」と、表題しています。
因に、平成27年10月15日現在、筆者が居住している福岡県には、残念乍らこのカード類は一切置かれて居りません。





あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集カードのデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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