鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2016/5/20/FRI=写真ニュース掲示板の神戸駅の謎
映し出されている、事故現場写真の左端に、無惨にも妻板が剥ぎ取られた、ダブルルーフの客車(ナハフ24000)が見えます。
記事内容には、分岐器(ポイント)の不具合に因って、貨物列車が脱線転覆をしたとの、記述が有りますが、
だとしたら何故、客車の無惨な姿がそこに有るのか、当然、貨物と客車の双方が、事故に遭遇している事になります。
   

甚だ、情報不足の記事内容では有るが、事故現場は神戸駅構内で、背後に見物人で鈴也の相生橋が、見て取れます。
恐らく、相生橋東側から駅側を映し撮った物で有ろう。この辺りの線路は、駅から見ると、緩やかな右カーブとなっていて、
神戸駅南側に位置する、広大なヤードから、数多くの線路が集約される箇所で、ポイントが数多く点在する箇所でも有る。
   

記載には、事故発生の年号が入っていません。相生橋の下を潜っているので、昭和6年10月10日の高架化前の事で、
捻れた貨車の端梁には、バッファー(緩衝器)の様な物が、そうで有れば、ネジ式連結器時代の貨車で、
大正14年7月17日に、本州線の全車両からネジ式連結器が外され、自動連結器に変わりましたが、それ以前となります。
   
此に掲ぐる寫眞は七月十七日午前十時五十分神戶驛構内に入らんとせし貨物列車がポイント故障の爲機關車脫線轉覆し
次の鮮魚積貨車は粉砕し上下線閉塞と共に列車折返し運轉の止むなきに至つた。
以上は、原文の一部で、全文に渡り読点「、」は無しで、句点「。」のみ、漢字には古い言回しのルビ有り。
   

茜堂-神戸駅脱線事故

神戸駅に於ける転覆、写真ニュース掲示板。(脱線転覆したと記載されている、機関車は何処に)

貨物と客車には、それぞれの牽引機が映っていません。と言う事は、貨物の後部と、客車の後部が衝突した事になります。
そこから推測をすれば、客車は、神戸駅を出て東に向かう、上り列車で有ろうと思われます。
貨物は、推進運転でヤードを後進中、分岐器を割り脱線し乍ら、本線上を走る客車の後部に、後追い追突したので有ろうと思われます。
   
誤進入に気が付き、制動を描けた貨物列車と、相生橋を通過し、スピードが乗った客車列車の、衝突時の衝撃は、
画像を見ても、客車(ナハフ24000)側はドアと妻板のみの損傷で、ドア部分が緩衝帯となり、然程の衝撃は無かったで有ろう。
   
貨物側は、旗振り手は当然、退避しているで有ろうし、機関士は推進中の事も有り、制動時には無傷で有ったと思われます。
但、記事に因ると当日は雨天で、線路や車輪は濡れていた為、完全停止迄、多少の時間ロスが有った筈です。
何故、本線のポイントを割ったのか、雨天の為、旗振り手はポイント異常に、気が付かなかったので有ろうか、謎だらけです。
   
別の記録には「昭和2年1月9日夜、山陽本線の特急列車と貨物列車が、神戸駅構内で衝突し、1名が軽傷を負った」の記述が有るが、
この事故写真とは、符丁が合うが、バッファー(緩衝器)が、時代とは合致しない。
また、夏用の白の制服姿が、見受けられますので、5月〜10月末の間で有る事が判りますので、季節も合致しない。
   
相生橋の間合いが狭いので、大正も中期以前だと推測致しますが、事故歴を色々と調べたが、該当する物は見つかって居りません。
貨物最後尾の、曲がりくねった台枠に、ポツリと残された手動ブレーキが、侘しく何かを物語っている様です。
いやはや、時代とは言え、些か情報未消化で、破損した客車の存在が、気になって仕方が有りません。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
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