鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2014/8/12/TUE=波に揺られる海川の切符
海や川にも、鉄道が活躍しています。見るも賑やかな、海と川の両切符をご覧下さい。
上段は、昭和7年8月31日の、鉄道省御茶ノ水駅発行の、鵠沼海ノ家入所券、小人用5銭、青地白波線抜き1条の硬券。
当時の鉄道省は、全国に鉄道省海の家を持ち、鵠沼海岸には昭和6年に竣工されています。現在は残念乍ら既に跡形は有りません。
   

下段は、昭和9年8月17日、東京地下鉄上野駅発行の、企業企画の隅田川納涼船優待乗船券、青の波線3条にグリコの赤刷り硬券。
昭和9年6月21日、銀座〜新橋間開業に伴い、同年8月に銀座線、稲荷町〜新橋間の各駅から、浅草迄の乗車券購入客に無料配布されました。
乗船運賃を提供した、江崎グリコの商品名「グリコ」が、タイアップ広告として、大きく掲載されています。
   
初期の頃は、掲載の企業広告が、中央乍ら小さく目立たなかった事から、直ぐに画像の様に目立つ場所に、大きく刷り直されています。
やはり、いつの世もスポンサー様を、ぞんざいに扱ってはいけません、担当者は可成りの叱責を、受けた事でしょう。
国鉄では海の家の他に、スキー場には山の家も有りました。駅販売では、乗車券とのセットによる販売促進は、言う迄も有りません。
   


茜堂-鵠沼海ノ家入所券 茜堂-鵠沼海ノ家入所券(裏)
茜堂-逗子海ノ家入所券 茜堂-逗子海ノ家入所券(裏)

昭和7年8月31日、鵠沼海ノ家入所券、料金小人用5銭、青地白波線抜き1条小影、裏面注意書、御茶ノ水驛発行、鉄道省。
昭和10年7月16日、逗子海の家入所券、料金小人用15銭、青地白波線抜き2条小影、裏面注意書、逗子海の家発行、鉄道省。

昭和4年7月10日、東京鉄道局は、海水浴客休息所の海の家を逗子に開設し、毎年9月15日迄、入所券を発行していました。
海の家入所券のイメージとして、広大な海に、白い波、夏の風情が、青ベタ白抜きの、波模様で際立っています。
鉄道省直営の海の家は、鵠沼海岸や、近隣の逗子海岸が有り、施設には共に、シャワー、湯茶、ラジオ、 蓄音機の設備等が
有った様です。
   

茜堂-隅田川納涼船優待乗船券(細字) 茜堂-隅田川納涼船優待乗船券(裏)
茜堂-隅田川納涼船優待乗船券(大字) 茜堂-隅田川納涼船優待乗船券(裏)

昭和9年8月4日、隅田川納涼船優待乗船券、吾妻橋〜白鬚橋間往復、青波線3条、グリコ小赤刷、裏面注意書、東京地下鉄上野廣小路驛発行。
昭和9年8月17日、隅田川納涼船優待乗船券、吾妻橋〜白鬚橋間往復、青波線3条、グリコ大赤刷、裏面注意書、東京地下鉄上野驛発行。

グリコの優待乗船券では、上段の海の家とは、逆に白地に、川の流れとして青い波線が秀逸です。
東京地下鉄発行の優待乗船券、表には、裏面御注意の表記が有りますが、その裏面には、5条の但し書きが、びっしりと列記され、
余りに文字が小さ過ぎて、読めません。ルーペで見てみますと、乗船時間や期間等が記されています。
   
どちらもA型券なのですが、鉄道省の物は規格サイズなのですが、東京地下鉄の下段の優待乗船券は、天地がやや寸足らずとなっていて、
A型券とB型券の中間の様な、特殊サイズの乗船券となっています。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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