鉄道親爺の脱線話/茜堂

唯我独尊、茜堂の鉄道親爺の脱線話=akanedou

兼ねてから、茜堂が気になっていた事柄を、不定期列車にて、ピックアップ致していきます。
勿論、物事には表現の自由がございますので、これが正しくあれが間違いと、一方的に断罪するものではございませんが、
当ホームページに措いては、
以下の解釈にて展開させて頂かせておりますので、
色々なご意見が有りますでしょうが、茜堂の鉄道親爺の独り言として、ご容赦下さいます様お願い申し上げます。

茜堂-コーナーマーク
2013/12/9/MON=奈良を走らない奈良線と切符
京都駅から奈良駅を結ぶ、JR奈良線。でもこの奈良線、正式区間は、京都駅〜木津駅間で、実は奈良県を一切通っていないのです。
起点の京都駅は勿論、京都府に有るし、途中駅も全て京都府内で、終点の木津駅も京都府に有るのです。
ただ、電車は木津駅と奈良駅間の、関西本線を通り、基本、京都駅〜奈良駅間を、結んでいるので、まあ良いかで通っている。
   

細かい事を述べると、明治29年代は京都駅〜奈良駅間を、奈良鉄道が営業をしていました。
更に、明治38年になると、関西鉄道に組み込まれ、その時に木津駅〜奈良駅間を、関西鉄道の路線に、切り替えられてしまったのです。
但、当時から県境と路線は、変わっていませんので、この時点ではまだ、奈良県を走っていた事になります。
   
明治42年10月1日に、官営(国有)化された時に、従来の木津駅〜奈良駅間は、当然の事乍ら、関西本線に編入され、
木津駅〜奈良駅間を、関西本線に取られたまま、奈良線は、仕方なく京都駅〜木津駅間と、位置付けられてしまいます。
この時点で、官営鉄道の奈良線は、明確に奈良県から外れる事に、なってしまったのです。
   

因に、近鉄奈良線は、大阪市の布施駅〜近鉄奈良駅間で、こちらはしっかりと奈良県を通っています。
一般的には、難波線と、大阪線大阪上本町駅〜布施駅間を含めた、大阪難波駅〜近鉄奈良駅を結ぶ、運転系統の呼称として、使われています。
奈良線は、双方の路線区別から近鉄奈良線、そして国鉄時代から、国鉄奈良線(現、JR奈良線)の呼称を、使用していました。
   


茜堂-乗車券(木幡〜彦根)表 茜堂-乗車券(木幡〜彦根)裏

明治券、奈良鉄道(後の関西鉄道、その後の国有鉄道)、木幡〜彦根、三等、金十九銭、裏面日付、二月十五日。

ダッチングは、裏面に処理され、明治の一時期に見られた、漢字表記の、挿み押し式日付印字機に因る、日付となります。
台紙は、三等用の赤染め和紙(麻紙)による、ボール紙への両面貼り合わせで、明治期硬券の特徴となります。
また、裏面には日本語と英語との、二箇国語の注意書が記されています。
   

当券の日付には、年号が記されていませんが、小幡駅開業が、明治29年1月25日ですので、
国有化され奈良線になったのが、明治40年10月1日なので、その間の年の2月15日に発行された、乗車券で有る事が分かります。
   

奈良線の顛末として、関西本線は、木津駅〜奈良駅間を、分断出来ませんので、仕方がない措置だったのです。
兎に角、列車が奈良駅迄行っているので、木津線では無く、便宜上、奈良鉄道の名を引継ぐ「奈良線」となるのです。
残念な事に、本線が立場上にも優位に有るので、奈良線は木津駅〜奈良駅間を、関西本線から、永久に奪い返す事は出来ません。
   

鉄的に申せば、旅客案内上及び、運転系統としての奈良線は、関西本線(大和路線)木津駅〜奈良駅間を含む、京都駅〜奈良駅間の事ですから、
まあ、関西人は細かい事は気にしていませんので、奈良駅まで直通運転してるから、JR奈良線で良いんでは無いでしょうか。
細かい事が分かっていて、気にするのは、鉄ちゃんだけですから、一般の方々は、京都駅〜奈良駅が、問題無きJR奈良線なのです。




あくまで茜堂の親爺の独り言でございますので、概ね独りよがりです。相違の場合にはご容赦下さいませ。
当ページの掲載写真は、茜堂による、収集切符のデジタル切抜き画像の為、無断複写や画像への直リンクは禁じております。
記述に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   

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