不思議でおかしな沿線切符/茜堂

どこかが不思議な茜堂の沿線切符達=茜堂


茜堂の沿線、福北ゆたか線(博多〜桂川〜折尾〜黒崎)と、近隣駅発行のどこかがちょっと不思議な切符。
ここでは、切符の表記や様式がどこかが違う、不思議な切符達を収録してみました。
収録対象は、すべての切符となりますが、沿線限定なので今後増えていくのかは、何とも言えないページです。
   
全国的に見れば、かなりのエラー券が有る様ですが、その多くは誤植等で、文字印刷前の文選による、活字組込み時の、エラーですが、
ここではそれらを含め、重箱の隅を突きながら見つかり次第、解説を踏まえて掲載させて頂きます。





それでは最初に、国鉄時代の勝野駅発行の、矢印式片道乗車券をご覽下さい。

茜堂-矢印式片道乗車券の不思議

両矢式の左側には、篠栗線(筑前大分駅)と、筑豊本線(上穂波駅・筑前内野駅)が有り、
右側には、昭和63年9月1日廃止の、上山田線(大隈駅・下山田駅)が有ります。
行き先駅は、ボリューム豊かに左右に分かれていて、上り下り方面5路線の様式風ですが、実は3路線で全て下り方面です。
   

茜堂-勝野駅矢印式乗車券120円(表) 茜堂-勝野駅矢印式乗車券120円(裏)

昭和51年5月10日、筑豊本線、勝野駅発行、矢印式片道乗車券。


不思議なのは、下り方面の乗車券で有るならば、120円区間の、後藤寺線の後藤寺駅(現在は田川後藤寺駅)が、抜けている事と、
篠栗線では、筑前大分駅迄となっていますが、更に一つ先の九郎原駅迄が、120円の営業キロの、有効範囲内であるのに、欠落しています。
   
後藤寺駅は、大きな駅なので、後藤寺駅行き専用券が、有ったのかも知れませんが、
九郎原駅は、筑前大分駅と、同時開業の小さな無人駅なので、専用券など有ろう筈はないのだが、単なるエラー券なのだろうか。
   
上穂波駅・筑前内野駅や大隈駅・下山田駅についても、駅毎に矢印が付けられているが、知らない人が見ると、別路線の様にも見える。
同路線の続き駅なので、併記したとしても、それぞれ矢印は、一本で良さそうにも思えます。
   
勝野駅よりの下り方面を地図式風に、まとめていますので参照願います。


茜堂-勝野駅地図式図面


白の部分が当切符の表記を、地図式に変えてみた該当区間です。
昭和51年5月10日発行の、120円切符の営業キロでは、実にこれ以外に、地図内のグレーの着駅区間も、含まれています。
九郎原駅下車の方には、どう対処したのか、120円の補充片道乗車券を、発行したのだろうか、実に不合理な思いがする乗車券です。





赤線引きの男性用通勤定期とは、少しオカマチックな不思議な定期乗車券。

茜堂-定期乗車券の不思議

高校時代から現在迄に使用した、定期乗車券は、限り無く100%に近い程、収集品として大切に保管していますが、
そんな中から、私の取って置きの秘蔵定期券を、一枚ご紹介致します。
平成5年9月30日発行、篠栗線の筑前大分〜博多駅間の、吉塚駅発行の通勤1箇月定期券です。
   
どこがおかしいのか、分かりますか、有効期限の下に赤線が引かれています。
勿論、茜堂の管理人が赤線入場券を集めているから、好意で引いてくれた訳ではご在ません。
不正使用の防止策の一環で、改札員の判断材料として、男女の区別を付ける為に、施されたマークです。当然ながら赤は女性用です。
   

茜堂-定期券(博多〜筑前大分)
男の印字に、赤の線引き、
作用的に有り得ない、エラー定期乗車券です。

平成5年9月30日、鹿児島本線、吉塚駅発行、マルス305端末・ラミネート仕様の定期乗車券(男の印字にも関わらず、赤線引き)。


収集家の習性で、乗降駅以外でも色々な駅にて、定期乗車券を購入しています。勿論、区間外の駅にて、購入する事もございます。
問題の定期乗車券は、吉塚駅で購入し、いつものように窓口から、さり気なく中を覗いていましたら、何やら赤い物が、
性別の入力ミスをしたなと思い乍ら、打ち変えるのならそれを下さいと、言おうと思っていたら、
知ってか知らずか、何も言わずに、すんなりと手渡してくれました。
   
その後、博多駅で、改札口を通過する時には、恥ずかしい思いをした事は、言う迄も有りません。
最初の頃は、笑いをこらえる、改札員の方もおられましたが、2〜3日で、双方暗黙の了解が成立したのか、何事も無く満期を終了。
   
初使用時には、少し躊躇しましたが趣味の為ならと、我慢の甲斐有り、素敵なコレクションの一つとなっています。





一駅しか無いのに下車前途無効とは、JRなのに国鉄地紋の不思議な乗車券。

茜堂-下車前途無効と地紋の不思議

JR九州の乗車券ですが、地紋は不思議な事に、旧国鉄地紋です。
しかし、ここ迄は稀に有る、リサイクル性(旧国鉄の地紋印刷済み台紙が、余ったのでJRに流用)が高い、流用券です。
因に、JR地紋が実施されたのは、昭和62年11月1日の事で、それまでは国鉄地紋を流用していました。
   
次に券面に記されている「下車前途無効」をご覧下さい。
下車前途無効とは、旅客営業規則165条によると、途中下車を認めない、乗車券(営業キロが片道100キロに満たない乗車券区間内駅、
大都市近郊区間内の駅相互発着の乗車券区間内駅、特定都区市内・東京山手線内発着の乗車券で表示された、それぞれの区間内駅)で、
途中下車した場合は、乗車券を前途無効として、回収すると記されています。
   

茜堂-原町駅金額式乗車券140円(表) 茜堂-原町駅金額式乗車券140円(裏)

昭和62年9月2日、篠栗線、原町駅発行、140円区間の金額式片道乗車券。


さて当乗車券での、140円は最低運賃で営業キロは、1〜3キロです。
これに該当する駅としては、上り方面では、門松駅(昭和62年3月9日開業)の一駅のみで、
下り方面では、この当時は、柚須駅(昭和63年3月13日開業)は、まだ開業していないので、該当駅は残念ながら有りません。
勿論、原町駅と門松駅の間の、長者原駅(昭和63年3月17日開業)は、まだ開業していません。
   
原町駅よりの上り下り方面を、地図式風にまとめていますので参照願います。


茜堂-原町駅地図式図面


つまり、この乗車券で下車出来る駅は、当時としては門松駅の一駅しかなく、
当然ながら、途中下車したくても、途中下車する駅すら存在しないので、前途は門松駅が唯一の駅となりますので、
前途迄の、余地は無いという事になります。当乗車券では、下車前途無効の文字は蛇足となります。
   
推測の域を出ませんが、当券が国鉄地紋の流用券である事を考えれば、一年足らずで、廃札(若しくは訂正押印券)にはできないので、
翌年開業の、長者原駅を見越して、入れていたのかも知れません。





線路は続くよどこまでも、乗越し御免の太線だけの地図式片道乗車券。

茜堂-地図式片道乗車券の不思議

地図式片道乗車券は、駅数に制限が無く、複雑な接続路線や駅間の短い都市等に適し、私鉄でも採用されていました。
そんな便利な、地図式片道乗車券ですが、自動券売機の普及により、昭和40年以降には小駅に限られ、地方では早々に廃止されました。
しかし乍ら、九州では国鉄末期まで一部の駅に限り、発行されていました。
   
当乗車券は、筑豊地域の乗車可能路線や、駅名が一目瞭然で、とても分りやすく便利な乗車券ですが、
良く見ると、現在では既に廃止された、上山田線が懐かしく載ってる反面、
当時まだ運用されていた、宮田線や香月線が抜けています。でもこれは印刷ミスでは有りません。理由は最後の段をご覧下さい。
   

茜堂-直方駅地図式乗車券80円(表) 茜堂-直方駅地図式乗車券80円(裏)

昭和46年12月22日、筑豊本線、直方駅発行、80円区間の地図式片道乗車券。
表面の右上(伊田の上)と、右下(池尻の下)には、凸版の版底の角が印圧により印刷され、版上に無い汚れの様な線が出ています。


当乗車券の図面には、他の印刷場発行の地図券に見られる様な、細線が有りません。
他の印刷場発行の地図式の図面表現を、当駅に置き換えて見ると、概ね下記の二種類に分類されます。


茜堂-後藤寺駅地図式図面
茜堂-天道駅地図式図面


太線が、該当料金の着駅のみを表現する様式で、乗車の途中区間は、細線で表わしています。
中には右図の様に、以遠も細線で表わしている物や、以遠を太線ではみ出させておいて、直ぐに細線で締めくくっている物も有ります。


茜堂-直方駅地図式図面
後藤寺線(筑前庄内〜後藤寺)の、乗車は可能ですが、
途中下車は20円の超過で、乗越料金が必要です。

糸田線(金田〜後藤寺)の乗車は可能ですが、
途中下車は20円の損となります。


太線が該当料金の着駅と、乗車途中区間も表現する様式で、該当区間以遠は細線で、表現されています。
   
門司印刷場の券は、該当駅を過ぎても細線で締め括る事もなく、太線のまま延びています。
この太線のみの表現は、九州地区のみに見られる物で、初期や晩年期では、他の地域の表現と同様になっていますが、
何故、最盛期のみ他の印刷場とは、異なった表現を採ったのかは、不思議でなりません。
   
地図上には、糸田線(金田〜後藤寺)、宮田線(勝野〜筑前宮田)、香月線(中間〜香月)が有りませんが、勿論、乗車下車可能です。
但し、当券は80円(16〜20Km区間)の、乗車券ですので、運賃が多すぎます。
下車駅で、お釣を貰う事は出来ませんので、この乗車券では、糸田線、宮田線、香月線の三線が省かれています。
   
他印刷場の地図式券では、表示金額の該当区間のみ太線表示ですが、ここでは初乗り運賃から、太線表示になっています。
この理屈で言えば、糸田線、宮田線、香月線も入れなくてはいけない、と言う理屈にはなるのですが、
やはりお釣りは出せないので、上記を尊重する事となります。





表と裏に集改札時に付けられた、合計三つもの印が有る不思議な乗車券。

茜堂-改札入鋏印が二駅の不思議

香椎線香椎神宮駅発行の、香椎神宮駅から、310円区間(途中下車前途無効)の乗車券。
表面右側のスタンパーによる、赤い改札入鋏印は判読し辛いが、良く見るとJR九州、香椎神宮駅である事が読み取れます。
勿論、香椎神宮駅で乗車券を買ったのだから、当駅で乗車するであろうから、当然乍ら、JR九州の香椎神宮駅の入鋏印で正解です。
   
そして不思議なのは、隣にもう一つ有る明確に読み取れる、青色の改札入鋏印のJR九州、博多駅。
何故、JR九州の博多駅の改札入鋏印が、隣に押されているのか、二駅の入鋏印がこの切符で、同席する事自体が謎です。
   

茜堂-香椎神宮駅金額式乗車券310円(表) 茜堂-香椎神宮駅金額式乗車券310円(裏)

平成5年7月31日、香椎線、香椎神宮駅発行、310円区間の金額式片道乗車券、裏面に大野城駅の無効印あり。


この青い印が、博多車掌区の車内改札印であれば、当然乍ら、有り得るスタンプの数ではあるが、勿論、これは車内改札印では無い。
連絡乗車券でも無い同社の二駅の改札印が、一枚の切符に同居している理由が不明です。
   
神の駅から人の駅で、他者(社)連絡乗車券と言う、ジョークも考えられますが、
因みに、裏面には、大野城駅の黒い無効印があるので、鹿児島本線の当駅で下車をして、当券を頂いた事が分ります。
一枚の乗車券に、香椎神宮駅、博多駅、大野城駅の三駅のスタンプ、真中の博多駅は、何故ここに有るのでしょうか、不思議です。
   
改札入鋏印は、チケッターとも言われていますが、チケッターは、シャチハタ製のスタンパーの商品名でも有りますので、
茜堂のHPでは、スタンパーの表現に、統一させて頂く事と致しました。ご了承くださいませ。





料金が主役では役が務まりません。入場の主役は駅名です、お立ち台の場所が違います。

茜堂-入場券横線の不思議

入場券の主役は勿論、駅名です。その入場券の主役である駅名には、通常、アンダーラインが施されています。
そして脇役は、料金と注意書きなのですが、当券では、脇役で有る料金の下に、堂々と、お立ち台のラインが付けられています。
つまり、脇役で有る料金が、駅名を差し置いて主役となっているのです。
   
この時期の、門司印刷場での他駅の一部入場券にも、同様のエラー券が発生している様です。
通常の誤字脱字とは異なり、様式上の大きな間違いとなっています。
   

茜堂-中間駅60円入場券(表) 茜堂-中間駅60円入場券(裏)

昭和53年2月16日、国鉄60円入場券、筑豊本線、中間駅発行、門司印刷場1期券。

一目瞭然の印刷内容ですので、ミスには直ぐ気が付いたと思うのですが、
字組を変える事無く、そのまま、印刷を終了したのでは無いかと思われます。結構、多くの駅で発行されている様です。
   
尚、下記にも入場券のちょっと、凡ミス的な入場券を紹介致します。





何だか右上が寂しいですね、乙片の綴り穴はどちらへ。

茜堂-入場券穴無しの不思議

この、吉塚駅入場券の小児断線右上には、乙片綴り用の穴が、開けられていません。
数有る印刷場の中でも唯一、統合前の大阪印刷場での入場券には、同穴が開けられていませんでしたが、
門司印刷場の発行券で、乙片綴り用の穴が欠落しているのは、珍しい工程上のエラー券となります。
   
また、一見、句点が欠落している様にも見えますが、これは人的な脱字では無く、
注意書き自体の文字の、下側の印刷が薄い為で有って実在しています。印刷版の不具合による物で、印刷不良のエラー券となります。
   

茜堂-吉塚駅30円入場券(表) 茜堂-吉塚駅30円入場券(裏)

昭和49年8月27日、国鉄30円入場券、篠栗線、吉塚駅発行、門司印刷場3期券。


且つての大阪印刷場のみですが、乙片断片の丸穴無しは定番なのですが、
門司印刷場の切符類には、乙片断片の綴り用の丸穴は、一般的には開けられています。
   
有る物が無いと言うのは、別段構わないのですが、基本的な券に、やはり目が慣れているせいか、どこか違和感を覚えます。





普通入場券が普通入場場ですが、切符類を表す券がどこかへ雲隠れ。

茜堂-入場券入場場の不思議

次の、宮田駅入場券も単なる、文選間違いによる誤字脱字のエラー券です。
はてさて、どこの文字が抜けているのでしょうか、実は欠落(脱字)では無く、誤字(印刷用語では、誤植と言います)なのです。
一番上のタイトルをご覧下さい。普通入場「場」となっていますが、勿論、普通入場「券」が正解です。
   

茜堂-筑前宮田駅30円入場券(表) 茜堂-筑前宮田駅30円入場券(裏)

昭和51年5月10日、国鉄30円入場券、宮田線、筑前宮田駅発行、門司印刷場3期券。


普通入場券の文字が間違っていますので、本来の入場券の体を成していません。
この手のミスは、他駅共々差替え版の為、他駅を含む結構な枚数が、回収される事無く発券されている様です。
   
只、雰囲気的には十分に入場券ですので、良しとしましょう。





バラエティー豊かな入場券は、シンプルな券面に反してミス券の宝庫です。

茜堂-入場券丸無しの不思議

こちらの入場券は、不思議からはほど遠い、単なる句読点等の脱字のエラー券で当頁には、本来掲載すべき内容では無いのですが、
入場券続きの、ついでと言っては何ですが、掲載させて頂きました。
   
門司印刷場の1期券の、上穂波駅入場券なのですが、よくよく見れば、注意書きの最後の句点の、丸が欠落しています。
この様な、文選間違いによる誤字脱字等のエラー券は、気付かずに、そのまま発行されているようです。
   

茜堂-上穂波駅60円入場券(表) 茜堂-上穂波駅60円入場券(裏)

昭和53年6月23日、国鉄60円入場券、筑豊本線、上穂波駅発行、門司印刷場1期券。


まあ、巷には多々有る脱字の凡ミスの代表格で、文言の最後尾に、丸点が有ろうが無かろうが、一般人には大した影響は有りませんが、
エラー券には、違い有りません。只、その貢献度はかなり低くなっています。
   
ミス度合いが低く、これはこれで良い様な切符なのですが、重箱の隅を突くのが好きな方々にとっては、貴重な変な逸品です。





飛び出ている路線は何線なのか、必要なのか謎の線図を考えてみます。

茜堂-地図式片道乗車券の不思議

切符地図の右上の門司港駅と、下関駅の分岐点は、当然の事乍ら門司駅ですが、
その門司港駅から左へ、駅名の無い実線が飛び出ていますが、はて何の線なのでしょうか、
該当する本線も、支線も無い筈ですが、不思議です。
   

茜堂-後藤寺駅地図式乗車券250円(表) 茜堂-後藤寺駅地図式乗車券250円(裏)

昭和50年12月7日、後藤寺線、後藤寺駅(現、田川後藤寺駅)発行、250円区間の地図式片道乗車券。


直下に有る、日豊本線の豊前松江駅から、宇島駅へと向かう図の、上側直角に折れた所が、行橋駅となり、
その左の分岐点が、日田英彦山線の伊田駅となります。
   
そうすると、当然その上に有る、謎の線は博多方面へ延びる鹿児島本線で、その分岐点は小倉駅だと、おおように推測されますが、
下関駅の有る、山陽本線の終点駅と分岐駅は、門司駅だから、やはり図の分岐点は、門司駅で有るべきです。
   
問題は、門司港駅と下関駅の分岐点である、図線部分に、
別途、鹿児島本線と思われる、線図を付けた為に、路線の相関図が、可笑しくなっているのです。
どうしても、鹿児島本線が必要で有ったのでしたら、以下の右図の様な図面(太線は補足にて不要でも可)に、すべきでした。


茜堂-後藤寺駅地図式図面


グレー線の無名部分が、意味の無い博多方面への、鹿児島本線の線図です。
何故、この様な不要な線を、門司駅相当の位置に、わざわざ付け足したのでしょうか、とても不思議です。
   
尚、後藤寺駅は、昭和57年11月3日に、田川後藤寺駅へと駅名改称されています。
元々は、伊田駅か後藤寺駅のどちらかを、田川駅に改称する予定でしたが、双方の商店街や住民を巻き込んでの、綱引き状態になり、
折中案として市の中心駅で有る、両駅の頭に田川を付ける事で、現在の名前に落ち着きました。





有ろう事か両側に異なった日付の、ダッチングが施されています。

茜堂-異なる両日付の不思議

まず、考えられる事は、ミスでは無く悪戯での、右側の5.5.5のダッチング。
通常では、右側にダッチングを誤って施した場合、改めて正規位置で有る左側に押し直すか、そのまま使用しますが、
当乗車券では、右側と左側の日付が異なっていて、正規側の日付が5.4.29と古いのに対し、非正規側が5.5.5と新しくなっています。
   
その事から、平成5年4月29日発行の乗車券に、後日、何者かが平成5年5月5日の日付を、意図的に入れた物となります。
   

茜堂-須恵駅金額式乗車券180円(表) 茜堂-須恵駅金額式乗車券180円(裏)

平成5年64月29日、香椎線、須恵駅発行、180円区間の金額式片道乗車券。


ぞろ目の、5.5.5を後から、打ち込んだのでしょうが、目的は何だったのでしょうか、
単に、5の数字が三つ並ぶぞろ目の日付を、記念に押したのかも知れませんが、
日付印字器を持っている一般人は、そう多くは居無い筈ですから、
職員さんの手に因る、物なのかも知れませんが、こちらはエラー券の類いの物では無く、完全な悪戯による産物です。




硬券分類につきましては、色々な属性がございますので、解説相違の場合にはご容赦下さいませ。
解説に於いて、誤記や解釈の違いにより被られた不利益につきましては、茜堂では一切関知しないと共に、責務を負えない事をご了承願います。
   
茜堂-リンクバー
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